「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.6
ドルコスト平均法で個人金融資産を増やしたアメリカと日本の違い
ドルコスト平均法と言えば、やはりこの方です。
その名は「星野泰平」さん。
ドルコスト平均法協会の代表理事であります。
証券会社の出身でありながら、早い時期から積立投資に注目。
自社の利益、自分の利益よりも、国民の利益を徹底的に研究された方です。
そして、ドルコスト平均法の普及に尽力をされております。
そんな星野さんから学んだ1つ。
「ドルコスト平均法で個人金融資産を増やしたアメリカ」
たったの24年で開いた日本とアメリカの大きな差
えっ!!「なんだそれ!」
「大きな差」
では何の差がついたのか?
日米の投信残高の推移(1ドル=100円換算)
■日本: 46兆円(1990年)⇒94兆円(2014年)
⇒24年間で48兆円増やした日本
■アメリカ:106兆円(1990年)⇒1,585兆円(2014年)
⇒24年間で約1,500兆円増やしたアメリカ
日米の個人金融資産の推移(1ドル=100円換算)
■日本:1,017兆円(1990年)⇒1,696兆円(2014年)
⇒24年間で679兆円増やした日本
■アメリカ:1,600兆円(1990年)⇒6,830兆円(2014年)
⇒24年間で5,230兆円増やしたアメリカ
なんで、こんなに違うの!!
更に、角度を変えた「データ」をご紹介します。
1989年12月と現在の日米の株価の比較
■日本(1989年12月29日の日経平均株価)
⇒ 38,915円⇒22,011円(2017年11月1日)
株価が約56%に減少した日本
■アメリカ(1989年12月のダウ工業株30種平均)
2,753ドル⇒23,348ドル(2017年10月30日)
約8.5倍も成長したアメリカ
★1989年はバブルの最盛期であり、比べるのも賛否あるかもしれませんが・・・・
それにしても、何故、ここまで違うの??
答えは、簡単です。
アメリカは「ドルコスト平均法」が普及し、「投資」で増やした。
日本は金利の低い銀行預金で増えない(1990年~1994年頃はまだ高かったが)。
日本人の金融資産の約52%は銀行預金です。
しかも0%
更に、言うと、日本は「投資」について「大きな誤解」をされてます。
というより、「お金の教育ができていない日本」という表現が正しいのか。
皆さん、残念ながら、日本の中では「お金」について学べる機会がないのです。
「株式投資は博打」
「株はギャンブル」
「下がったら怖い、損する」
そう思ってませんでしょうか??
実は、全て「大きな誤解」なんです。
投資の基本は何か?
■長期
■積立
■分散
この基本通りに、個人金融資産を順調に増やしたアメリカ。
■短期売買
■一括投資
■個別商品に集中
アメリカと逆に、短期売買が横行していた日本。
人生100年時代。
やはり、ドルコスト平均法は必要な投資の手法です。
ドルコスト平均法を具体的に活用されたい方は個別相談もご活用下さい。
最後まで、お読み頂きまして、誠にありがとうございました。
コメント
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