「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.11
先進医療とは?意外と使える「先進医療特約」を紹介
おそらく、「先進医療」という言葉は、ほとんどの方が聞いた事がある言葉です。
しかし、意外と「使った事がない」とか「あれでしょ、300万円かかる重粒子線と陽子線でしょ~」と思っている方。
要は「高額な治療にしか使えない」と勘違いされている方が意外と多いのではないかと感じてます。
そこで、そうではなく、実はほとんどの方が「お気軽に使えますよ」との話題をご提供させて頂きます。
「先進医療」とは
●「最先端の医療技術」です
●費用は全額「自己負担」です。
●「高額療養制度」の対象外。
但し「確定申告」すれば「医療費控除」の対象になります。
●国(厚生労働省)が認可した技術であり、現在「82種類」(2020年5月1日現在)
●国(厚生労働省)が認可した「医療機関(病院)」でないと治療は受けれません。
おおまか、この5つをご理解頂ければ十分です。
先進医療を受けるには
では、実際、先進医療を受けたいとき、どうすればいいのか?
実は、特別な事はありません。
■通常の病院診療と同じで、被保険者証を窓口に出します。
■自分が先進医療を希望する事を伝え、医師に認めて頂きます。
■治療内容や必要な費用について、医療機関から説明を受けます。
■説明内容に納得すれば、同意書に署名し、治療を受ける。
民間の先進医療特約を使うには
先進医療は、単独で契約する事はできません。
通常は、医療保険に特約で付帯します。
ですので、まずは、医療保険を契約する事です。
医療保険で失敗しない為の確認事項もあります。
そして、今や、多くの方が、医療保険に、「先進医療特約」を付帯されます。
なにせ、保険料が安い!
通算で1,000万円~2,000万円を補償できる治療を僅か数百円で加入できる。
では、なぜ保険料が安いのか?
実は、先進医療を使う方が少ないからです。
逆に、使う方が今後増えれば、保険料は上がります。
ですので、今使える治療は使うべきです。
そして、民間の「先進医療特約」も特別な手続きはありません。
保険会社か代理店に連絡をするだけです。
*尚、補足として、「先進医療特約」は、ご自身で一旦病院へ「立替払」が必要です。
しかし、「重粒子線」「陽子線」のように医療費が300万円になる費用を立て替える事の経済負担は大きく、最近では、上記の高額治療に限定し、保険会社が直接、医療機関に支払うサービスも増えてきました。
私の知る限りでは「三井住友海上あいおい生命」「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」「メットライフ生命」「オリックス生命」「アフラック」「住友生命」「明治安田生命」「朝日生命」「フコクしんらい生命」「ソニー生命」等ですが、まだまだありそうです。
紹介の漏れた保険会社さん、ごめんなさい。
★更に、せっかく「先進医療」を受けようと思っても、「認可された病院」が近くになければ、高い交通費を自己負担しなければなりません。
そこで、「交通費」まで補償して頂ける保険会社もあります。
現状、私の知る限りでは「三井住友海上あいおい生命」だけです。
但し、今後は、各保険会社もサービスを強化していきますので、目が離せません。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
素晴らしい(^_^)v
工藤さん、ありがとうございます。
是非、「白内障の先進医療」を!
高橋信之
メッサまとまっていて、わかりやすいですね勝手にシェアしちゃいます
[…] 意外と知られていない「先進医療」の使い方最近、医療保険に「先進医療特約」を付帯される方が増えております。しかし、身近で使えるのに、使っていない方が多いようです。本日は […]
住友生命も、先進医療2000万まで保証!
技術料の10%が上乗せされますよ!
中川様。コメントありがとうございます。
また、貴重な情報を頂き、ありがとうございました。
この件は、改めて記事で紹介をさせて頂きますので、宜しくお願い致します。