「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.12
三大疾病保険とは?わかりやすく解説します
今現在、2人に1人は「がん」になると言われています。
その中で、「がん」に対する皆様の知識は年々向上され、更に、各保険会社の商品も充実されてきております。
(但し、私の中では、完璧ながん保険は存在しません・・・このネタは改めて)が、
「3大疾病」の残りの2つの病気についての勘違い・トラブルは中々減らない
というより正しく説明されている「保険営業マン」が果たしてどれ位なのか、それ自体が問題なのかもしれません。
3大疾病保険とは、保険会社により定義が違います
そうなのです。
まずは、ここを理解しないとトラブルになります。
●但し、大きく2つのグループに分かれます。
簡単に言えば、
①3大疾病を幅広く保障している保険会社と
②狭く保障している保険会社です。
さあ、皆さんが契約されている保険会社は、どちらだ!!
では、具体的に見ていきましょう!
例その1:心疾患
①急性心筋梗塞+その他の心疾患を含む(例えば、狭心症や心不全等)
②急性心筋梗塞のみ
*ご参考までに「メットライフ生命」で2012年1月~2015年4月までの
A「急性心筋梗塞」とB「その他の心疾患」
の給付金請求のデータがあります。
入院給付金額 A:460百万円
B:2,890百万円
請求件数 A:5,050件(12%)
B:38,247件(88%)
★ちなみにB「その他の心疾患」で多いのが
1位:狭心症 13,627件
2位:心不全 8,301件
★つまり、「急性心筋梗塞」よりも「狭心症」や「心不全」の請求の方が多いのですよ!
(あくまでメットライフ生命の一定時期のデータですが)
例その2:脳血管
①脳卒中+その他の脳血管疾患
②脳卒中のみ
★残念ながら、請求データは私の手元にはありません。保険会社の方、あれば下さい!
さて、問題はここからです。
トラブル、勘違いが多い2つの給付内容
「3大疾病」で保障のされる主な「給付内容」が下記の2つです。
①3大疾病一時金
(3大疾病になると一時金で○○万円の給付)
②3大疾病保険料払込免除
(3大疾病になると、以後の保険料の払込は不要)
★多くの方は「3大疾病」と診断されると、「すぐに給付を受けられる」と勘違いされている方が多いです。
「がん」の場合はほぼ大丈夫です。
ところが、「心疾患」や「脳血患」の場合は、保険会社各社が独自で決められている基準があります。
これが、以外とハードルが高いのです。
<認定の各社独自基準>
●60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続
●60日以上、言語障害などの後遺症が継続
●治療目的の20日以上の入院または手術
★ところが、「認定基準が厳しい!」との怒りの声?が届いたのか、最近は「認定基準」を緩めにす保険会社が増えてきました。
●治療目的で入院すること
●所定の手術をすること
●手術か5日以上の入院
どうでしょうか?全然違いますよね。
「できるなら、最初からやってよ!」と言いたいところですが・・・。
まずは、今ご自分が入っている「3大疾病特約」の「認定基準」がどうなっているのか、確認をしてみて下さい。
おそらく「保険証券」では分かりません。
「約款」や、契約時のパンフレット等で確認をしてみて下さい。
それでも分からない方は、個別に「お問い合わせ」でメッセージを送って下さい。
■今、入っている保険の内容が分からない方
■自分の年金がいくらもらえるのか、
■老後資金をいくら貯めればいいのか、分からない方
「個別相談」をご利用下さい。
本日も、最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
コメント
毎日わかりやすいブログを発信していただき、ありがとうございます
今日もシェアしちゃいます
豊田さん、こちらこそ感謝、感謝です。
[…] https://nobu0824.com/2017/11/09/3大疾病の勘違い、トラブルが多いですよ!/ […]