「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.17
障害者の生活を知るために大切なこと
実は、2017年11月12日、ある「セミナー」に参加をしました。
それが、これです!
以外にも若い方が多くてビックリ!!
と言うより、自分が年取ってるだけか・・・
“障害のある人の「親なきあと」お金の残し方と管理の仕組み”
講師は東京から来られた
行政書士の渡部伸さん!
なんと、気さくでおもしろい方なのか!
あっという間の2時間
非常に大事なお話しを聞かせて頂きました。
大事な内容ですので、
私が感じた「大事なポイント」だけ
皆様にお伝えをさせて頂きます。
障害年金の理解が大事!
「障害年金」という言葉は、聞いた事はありますよね。
しかし、具体的なしくみについて、ご理解されている方は少ないようです。
そして、こんな方が多いようです。
「受給資格があるのに、請求をされていない方」
「医者の対応に問題あり、結果的に請求できなかった」
そこで、確実に「受給」する為のポイントについて4つ!
①かかりつけの医者に日常生活の状況などを詳しく書面にして、診断書に反映して頂く。
②「職場からの意見書」も詳しく書いて頂く。
③「障害年金」に特化している「社労士」に依頼する。
④こんな本で勉強されるのもいいですよ。
「高橋推奨の本」です。
「ガン」「糖尿病」「うつ病」
でも受けられる可能性があるのです!!
様々な割引制度、減免措置、支援制度を理解する事
①携帯電話料金の障害者割引
②NHK受信料の障害者免除(全額免除半免)
③所得税・住民税の割引等
④障害者医療費助成制度
⑤自立支援医療制度
上記は、ほんの一部です。まだまだありますよ。
遺言の作成
障害のある自分の子に「お金を多めに残したい」方は必須ですよ。
成年後見制度の活用
そもそも「成年後見制度」とは何か?
「成年後見制度」とは精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように家庭裁判所に申立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です。
例えば、1人暮らしの老人が悪質な訪問販売員に騙されて高額な商品を買わされてしまうなどといったことを、この「成年後見制度」を上手に利用することによって被害を防ぐことができる場合があります。
但し、様々な問題もあります。例えば
①成年後見人による不正が多い。
ちなみに2014年は被害総額が約56億7千万円!
内、9割は家族、親族による不正
1割は弁護士ら専門職による不正、との事。
②一度、後見が始まると、途中でやめることは基本的にできない。
本人が亡くなるまで制度は続く。
⇒若い障害者には向いてないのか?
③第三者後見人の場合は、本人の収入は障害者年金だけなのに、長期間「後見費用」を払い続けなくてはならない。
日頃からのお付き合い、ネットワークの構築
実は、セミナーを聞いて、「これが一番大事かな」と感じました。
要は気軽に相談できる仲間、専門家とのネットワークがあるか、ないかで「障害者」も「その家族」も人生が大きく変わります!
最近は、「親なきあと」相談室が徐々に広がっているようです。
ちなみに、札幌では
一般社団法人日本相続知財センター札幌支部
住所:札幌市中央区北3条西2丁目2番地1日通札幌ビル8階
フリーダイヤル 0120-750-279
電話 011-204-8181
この「日本相続知財センター」さんが総力を上げて作成されたのがこれです!
「親心の記録」です!
ちなみに気になる中味も少しだけ・・・。
「リスクの高い医療情報」が記載されます。
本人が通っている「医療機関/利用施設」の記入例です。
「1週間の生活スタイル」の記入例です。
全部は紹介できず、残念ですが、本当に「障害者を守ろう」「大事にしよう」
とのメッセージを感じる内容です。
尚、本件に関し、お問い合わせがあれば
日本相続知財センター札幌支部
加藤るり子さん・・・笑顔の素敵な先生ですよ。
0120-750-279 011-204-8181
では、長くなりましたが、
本日も、最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
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