「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.20
今すぐチェックしよう!生命保険で多いトラブル・苦情を解説
生命保険文化センターの調査によると、今や、日本人の約9割は、何らかの生命保険に加入済。
しかし、20年以上、「保険業務」に携わり、感じている事は自分が契約している内容を正しくご理解されている方はほとんどいません。
というか、私は出会った事はありません!
残念!!
しかも、1世帯でご負担されている保険料は平均で月で3万円2千円。
年間で38万4千円
30年で1,152万円!
なのに、自分の契約している内容が分からない!!
これでは、いかんのですよ!!
そこで、本日は、実際に起きているトラブル・苦情の事例を3点だけご紹介です。
入院に関するトラブル
以外と多いのがこれなんです。
入院すれば、何でも出る!
そう思われている方が多いようです。
では2つの観点から解説します。
入院の目的が何なのか?
では、ここでたまたま手元にあった約款が登場。
ここのP95を開くと
ここに、入院給付金を受ける為の条件が3つ!
特に②です。
「治療の目的」がないと駄目です!
「検査目的」は駄目なんです。
更にP117にこんな文章もあります。
美容上の処置、正常分娩、疾病を直接の原因としない「赴任手術」
治療処置を伴わない「人間ドッグ検査」などによる入院、入院治療を必要としない介護を目的とする入院は、「治療を目的とする入院」に該当しません。
入院の日数制限
さて、再び、メットライフ「約款」の登場です。
ここでは、「60日型」「120日型」「730日型」
以上、3種類の選択になってます。
保険会社により、「日数」は違いますが・・・
最近は、「入院日数」の短縮化、保険料の安さもあり「60日型」をご選択されている方が多いです。
ここで、改めて、メットライフの「約款」です。
このように1入院で60日を越えるとお支払いの対象外になります。
では、そんな長くなる病気はあるの??
あるんですよ、それが!!
またまた、メットライフのパンフレットから
パンフレットでは、「退院患者の平均在院日数」が出ており脳血管疾患が、何と89.5日
しかも、年齢が65歳以上になると何と、100.7日!
75歳以上で116日!
60日では、全然足りませんよ!!
何を根拠に「日数」の設定を決めるのか?
私は、よく厚生労働省のホームページを活用します。
お時間のある方は下記で検索してみて下さい。
直近の平成29年9月のデータが公開されてますよ。
こういう情報を基に決めるべきなんですよ!
通院に関するトラブル
1と同じような勘違いですがそもそも『通院』は入院以上にハードルが高いのです。
「通院」保障は基本的には退院後の通院なんです。
ですので、まずは「入院」なのです。
入院した事が前提なのですよ。
しかし、最近では「入院前」の「通院」も保障する保険会社が出てきました。
パンフレットには『日本初!』と書かれておりますよ!
ちなみに「日本初!」というのは「入院前、退院後、手術後」をトータルに保障する保険会社が「日本初!」との事です。
おそらく、今後追随する保険会社があるのでは・・・。
それは、それでいい事。
但し、単なる「通院」は駄目なんです!
保険期間に関するトラブル
これも以外の多いのです。
よく男性の方で「俺が死んだら1億出るんだ」と自信満々に語る方がおります。
しかし、よく保険証券を見ると保障されるのは「10年間」だけ。
しかも、10年後に更新したら「保険料上がりますよ」と伝えると「えー聞いてないよ!」
このような会話を何度経験したことか・・・。
更に多いのが、大事な保障期間が65歳終了、70歳終了、75歳終了・・・。
これから「入院」する確立の高い年齢で契約が終了する証券を何度も何度も見てきました。
このような方は若い時、苦しい時に高い保険料を払います。
そして、いざ入院したら、「保障がない」「保険が使えない」。
これは最悪の事態です。
★最後にあるデータをご紹介
女性が90歳まで生存する確率は約25%
女性が100歳まで生存される確率は約7%です。
「100歳人生」の準備はできてますか?
もう、他人事ではありません。
今は、自己責任の時代です。
「老後資金」「医療」「介護」等々、信頼できる専門家にご相談された方がいい方たくさん、いらっしゃいます。
相談するのは、いつなのか?
『今でしょー』
メールによる、1年間、回数無制限の「年間FPサポート」が好評です。
■今入っている生命保険の内容を理解していない
■今入っている生命保険は大丈夫なのか、不安だ
そんな方は、個別相談をご活用下さい。
本日も、最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
コメント
アクサの業界初は、術後の通院を保証が業界初なんですよ。(笑)
あっ!やばいですね・・・・(笑)