あなたは大丈夫?投資の基本と日本の投資の実態を金融庁から学ぶ

お金の勉強・基本

知らないと人生を10倍損する金のしくみ」Vol.32

 

あなたは大丈夫?投資の基本と日本の投資の実態を金融庁から学ぶ

 


金融庁からの投資に関するメッセージ

はい、では最初に、最近読んだ本から紹介しますね。

捨てられる銀行2 非産運用

この本を読んで金融機関の方がどう思っているのか。

森長官の厳しい発信でした。

 

投資に対する強い決意

本の下に森金融庁長官のメッセージが書かれてますね。

「欧米と比較すると、日本は手数料獲得のための金融商品販売が明らかに多い。

私は顧客に満足を与えられる金融機関だけが生き残るべきだと思います

 

凄くないですかーーーーーーーーーーーーー!

 

と、言う事は、森長官は何が言いたいのか??

顧客に満足を与えていない金融機関が多い!!

とのお叱りですよ!!

 

言葉を変えれば、「貯蓄から投資へ」の強い決意ではないでしょうか。

 

 

その為には、金融機関の販売姿勢に対しての改善要求とも言えます。

 

日米の投信比較

ここで、本で紹介されているデータを紹介します。

日米の売れ筋投信の比較です。

●手数料の比較①(平均販売手数料

・日本:3.20%

・米国:0.59%

 

●手数料の比較②(平均年率信託報酬

・日本:1.53%

・米国:0.28%

 

●過去10年間の平均収益率

・日本:-0.11%

・米国:+5.20%

 

●投信設定以来の平均期間

・日本:13年

・米国:31年

 

●平均純資産総額

・日本:1.1兆円

・米国:22.6兆円

 

*つまり、日本の売れ筋商品は期間も短く、高コストで収益性も低いのに対し、米国は資産残高を長期で拡大してきたロングセラー商品を低コストで提供しているということだ。(本の原文のまま)

 

そういう事なんです。

 

更に分かりやすく補足すると、こうなんです。

 

日本の投信の実態

日本の売れ筋商品は

●多くが短期間で入れ替わり(その都度手数料が発生

 

 

●大半が毎月分配型投信

(多くが分配を出す為に純資産を取り崩している

 

尚且つ、それを理解している顧客は何と、37%しかいない!

 

この実態に、森長官はお怒りなんです!

 

では、証券会社だけの責任かと言えば、そうとも言えません。

 

日本は「お金」の教育ができてません。

それが、一番の問題かと、私は思いますよ!

 

投資の基本は

そこで、本日は、「投資の基本」を3つ。

何事も基本が大事なんです。

 

基本さえ分かれば、何も怖くないのです。

では3つとは何か?

 

1.長期

2.積立

3.分散

はい、以上の3つです。

えっ!それだけ!

はい、それだけです。

 

そして、2018年1月より「つみたてNISA」も創設されました。

 

 

でも、この3つができていないのが今の日本なのですよ!

知らないと「人生を10倍損する」投資の基本です。

 

■投資の基本を更に詳しく知りたい方

■お金を増やす方法が知りたいかた

個別相談をご活用下さい。

 

メールで、何度も聞ける「年間FPサポート」が好評です。

 

個別相談に申込します

 

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

コメント

  1. 豊田博文 より:

    おはようございます。
    自分には投資なんて関係ないと思っていたので、学ぶこともしてきませんでした。
    しかし、お客様との面談の中で、運用等の話しになることが増えチンプンカンプンの対応しかできませんでした。
    勉強させていただきます。

    • nobu1118 nobu1118 より:

      おはようございます。
      ほとんどの日本人が「投資」は自分に関係ない、と思ってますよね。
      一緒に勉強しましょう!