「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.33
家族信託とは誰に必要な制度なのか?真田丸に学ぶ認知症対策
真田丸に学ぶ認知症対策
本日は、「真田丸」からのお話です。
皆さん、覚えてますでしょか?
あの冷酷で寂しがりやの秀吉の晩年の姿を・・・。
どう見ても、今で言えば「認知症」でしたよね。
そして、あの場面(見ていない人はご免なさい)
明らかに、「認知症」になったのをいいことにあの徳川軍勢が、無理やり、秀吉に書かせている場面。
今で言えば「遺言書」ですよね。
つまり、判断能力のない人間に「遺言書」を書かせる。
しかも、本人直筆なので、当時は「有効」。
でも、秀吉の本来の気持ちとは違う内容を書かされた。
そこで、ですよ。
もし、その当時に「家族信託」の制度があったら、どうなっていたのか?
おそらく、秀吉は、もし自分が認知症になった場合は石田三成に様々な権限を与え、豊臣家繁栄の為、具体的な指示を出されていたでしょう。
なぜ、石田三成か??
ただ、ひとつ、信用できるからです!
信用できる人間に自分の財産管理を任せたい。
もし、当時、「家族信託」の制度があれば、どうなっていたか??
歴史は大きく変わっていたかもしれません。
あの「関が原の戦い」もなかったかもしれない。
残念!!
家族信託が必要な方
そこで、では、今の時代、どの方に「家族信託」が必要なのか!
アパート、不動産を所有されている方
理由は?
その前に、もし「家族信託」がなかったら、どうなるのか?
認知症になった時点で、「判断能力」がないと認定され、「法律行為」ができなくなるのです。
結果的に、アパート経営を続ける事が困難になります。
具体的には
■大規模リフォームによる収益改善が困難
■入居者とのトラブルを解決するにもオーナーが対応できない
成年後見制度は使えないのか
では、「成年後見制度」があるでしょ、と思うかもしれません。
しかし、「成年後見制度」は裁判所の関与があり、非常に固い制度なので、基本的にアパートの大規模フォームや、収益率の改善等、かなりの制限がかかります。
結果的に、せっかくの財産の有効活用はほとんどできません。
「成年後見制度」を批判するのではなく、制度のしくみがそうなのです。
ですので、自分の気持ちを確実に形にしたり、自分の望む方に財産を相続したいのであれば、「家族信託」が有効なのです。
ちなみに、「家族信託」の事を詳しく知りたいのであれば、「家族信託普及協会」という組織があり、そこで認定されている「専門士」がいます。
興味のある方はこちらを覘いてみて下さい。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
おはようございます。
TV見てないんですねぇ。勉強し過ぎでしょ!
僕と間逆だわ(笑)
兎に角、家族信託!またまた勉強になりました。
おはようございます。
実は、最近はほとんど勉強できてません。
時間に追われる毎日です。
余裕持った人生に転換を目指してます(笑)
上手い❗
切り口が
すなわち戦術が❗\(^-^)/
ありがとうございます。
工藤さんに似てきましたかね(笑)