銀行預金が増えても日本が成長しない理由

銀行

皆さん、おはようございます。

お金の極意」をお伝えするブログ。Vol.34

 

本日は「銀行預金が増えても日本が成長しない理由

 


はい、今日は、私が銀行にいた時代のお話し。

特に1989年~1990年の頃です。

いわゆる「バブル」なんです。

 

当時、銀行に入り、2年目。

渉外の仕事をしてました。

 

具体的には2つ

●預金集め

●融資の拡大

当時、1000万円以上から

自由金利型定期預金」ができたのです。

 

つまり、金利は自由なのです。

とはいえ、ある程度の上限はありましたが・・・。

 

私の記憶では、最高で8.5%の金利を設定しました。

 

ということは、1,000万円を1年間預けると何と、85万円、税引後で68万円です!

 

さらに、当時は地主さんへの土地の有効活用ということで、アパートの建設資金のお手伝いもさせて頂きました。

 

いわゆるアパートローンです。

 

その時の金利が、記憶では、なんと8.9%!!(変動金利)

 

預金は1,000万円単位で、融資も億単位で動いていた時代なんです。

 

しかも、私のような新人でも毎月億単位の定期預金が集まったのですよ!

 

併せて、銀行が集めた預金は100%、融資に使われてました。

 

ですので、結果的に、経済は潤滑されていたのです。

 

預金者は高金利で喜び、融資を受ける側は事業の拡大、相続対策等々、お互いにメリットもあり、当時の日本の「GDP」も成長していたわけです。

 

*「GDP」とは、一言すれば「国内総生産」であり、分かりやすく言えば、「会社のもうけ」⇒「日本全体のもうけ」つまり、経済成長と思って下さい。

 

当時は5%前後の経済成長でした。

今は、1%前後でしょうか。

 

はい、その時代から、早27年が経過。

日本は大きく変わりました!

 

ここで、2017年6月11日付の日本経済新聞から抜粋です。

●銀行や信用金庫などの預金残高は2017年3月末で、過去最高の1,053兆円。

 

●日銀のマイナス金利政策の金利はほぼゼロにもかかわらず、中高年が虎の子の退職金や年金を預け続けている。

 

●預金は銀行の貸し出しの原資だが、今は活用されないまま積み上がる「死に金

 

沸き立たぬ日本経済の今を映し出す。

 

ここで、「預貸率」と言う言葉を説明します。

 

皆さんが銀行に預金をして頂きましたお金が、どれ位融資に使われているかの数字です。

●1989年  137%

●直近      70%台

預貸率が100%を超えていれば、経済は順調、銀行も役割を果たしているのです。

 

しかし、役割を果たしていたのは、昔の事。

今は、預金が有効活用されていないのです。

 

つまり、日経によると「回らぬ経済象徴」なんです。

 

一方で、アメリカはどうか?

金融庁の平成28年事務年度金融行政方針の資料を見るとこんな感じです。

 

<個人資産の内、銀行預金の比率>

●日本  52%

●米国  14%

 

<個人資産の内、投資の比率>

●日本  19%

●米国  45%

 

*更に、日米の個人金融資産の推移を比較すると(1990年⇒2014年)

●日本  1,017兆円⇒1,696兆円(679兆円増)

 

●米国  1,600兆円⇒6,830兆円(5,230兆円増)

 

で、その結果

●ようやく、バブル期の時価総額に戻した日本

●28年で7倍に成長(ダウ工業株30種平均)した米国

 

これは、投資で個人も企業も成長した米国と、日本の大きな違いです。

 

が、一番の問題は何か?

 

日本は投資教育がされてません!

ですので、多くの日本人が「投資」について誤解をされています。

 

そこで、「マネーセミナー」で「投資」の基本をお話しさせて頂いております。

 

成功したければ、成功者の真似をすればいいのです。

 

アメリカに学ぶ「ドルコスト平均法」もゲーム感覚で学んで頂きます。

 

次回のセミナーの日程と申込は「メニュー」⇒「セミナーのご案内」から

 

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

コメント

  1. 豊田博文 より:

    本日はお客様のところで、安全防災講習の講師をしてきました。
    そのためブログの確認が遅くなってしまいました。スミマセン。
    興味深いが入ったことの無いゾーンの話で面白かったです。
    お金があると、いろんなことができるのですね。
    今日もありがとうございました。

    • nobu1118 より:

      安全防災講習の講師!
      こちらは、私の未知の世界です!お疲れ様でした。
      お金の置き所を変えるだけで、個人も企業も国も大きく変革できるのですが、
      中々、日本人には理解されるまで時間がかかりそうです。
      そもそもお金の教育をしない日本では止む得ないですね、
      だからこそ、金融実務経験のある私が発信しなければならない、と
      勝手に思ってます(笑)
      本日もありがとうございました。