今さら誰にも聞けない!20代で知っておきたいお金と社会の常識

世代別ライフイベント

知らないと人生を10倍損する金のしくみ」Vol.36

 

今さら誰にも聞けない!20代で知っておきたいお金と社会の常識


20歳前の方といえば・・・、やはりあの方

 

そうそう、我が日ハムに入団された

清宮幸太郎選手!

まだ18歳ですが、ホント将来が楽しみな人材ですね。

是非、北海道、いやいや日本中を盛り上げて欲しい!

 

そして、その清宮君にもお伝えしたい、

51歳のおじさんからのメッセージを。

 

20歳といえば、「成人」・・・大人の仲間入りです。

と同時に、様々な責任も生じます。

 

そこで、「お金」に関する3つの大事な

知っておくべき事をお伝えします。

 

国民年金への加入

20歳になって、突然送られてくるのが何か?

国民年金加入のご案内」及び国民年金保険料納付書」なんです。

おそらく、びっくりポンの世界です。

今まで、親を頼って生活していたのに突然、やってくるのです。

ご参考までに、令和3年度の国民年金保険料は16,610円です

 

 

 

ただ、多くの方はまだ「学生」さんです。

収入はせいぜい、アルバイト程度。

ですので、ご安心下さい。

 

学生納付特例」があります。

すぐに、市役所や区役所に出向き申請書を出して下さい。

この「申請書」を出さないとどうなるのか?

保険料も未納であれば将来の「老齢基礎年金」や障害・死亡といった不測の事態が生じた時の「障害基礎年金」「遺族基礎年金」を受取る事ができない場合があります。

必ず、やりましょう!

 

*残念ながら、10年位前、国会議員の年金未納問題がありました。

年金保険料を納めるのは、全国民の義務ですよ。

 

貯蓄(投資)の準備

えーーーーーー、早いでしょーーー

との声が聞こえそう。

一応、お仕事をスタートした時点でのお話しですが、

確固たる理由が2つあります!

 

100歳人生は当たり前の世代です

2017年9月11日に「人生100歳時代構想会議」が行われました。

 

ここで、示された内容は何か?

現在10歳の日本人のうちの半分は107歳まで生きる」との資料が示されました!

 

なんと、107歳!

しかも、半分!!

という事はですよ、

今、20歳の方でも、多くの方は100歳まで生きる!

そういう事なんです。

 

しかし、ここで問題が2つ!

人口減少が続き、年金財政は厳しくなる

②長生きすれば、お金は必要

 

ですので、貯蓄(投資)は必要なんです。

 

20歳から始める理由

例えば、60歳までに1,000万円のお金を貯めるのに毎月いくらの貯蓄が必要か?

 

金利は1%で試算すると

●20歳から始めると・・・・月約17,000円

●30歳から始めると・・・・月約24,000円

●40歳から始めると・・・・月約38,000円

●50歳から始めると・・・・月約80,000円

 

まあ、これは説明の必要はありませんよね。

いかに、若い時にスタートする事が大事なのか!

 

お勧めの金融商品は

金融庁が推奨する2つの非課税商品。

iDeCo

つみたてNISA

基本は給与天引。

目的も違います。

iDeCoは老後資金のみです。

つみたてNISAは、住宅資金や教育資金を含め、自由です。

 

 

税金・社会保障のしくみを勉強する

私が22歳で初任給を頂いた日、確か「15万円」と聞いていたのに通帳見ると、確か「12万円位

えーーーーーーー、なんで!

少ないじゃん!

間違ってるぞーーーーーーー

なんて、本気で思う程、世間知らずの自分でした・・・。

そうなんです。

給料からは、色々と引かれるのです。

その代表が税金社会保険なのです。

ですので、そのしくみをしっかりと理解しましょう!

 

税金

所得税・・・個人の所得(収入から必要経費を差し引いた利益)に対して課税されます。

通常は、毎月の給与から天引きされ、12月の年末に差額分が調整されます。(年末調整

 

*例えば、年間所得が200万円の方であれば

200万円×10%-97,500円=102,500円(所得税)

月にすると約8,542円ですね。

 

住民税・・・例えば札幌市民の方であれば、札幌市民税と北海道民税の総称の事で、通常は前年の所得に対して課税されます。

*例えば、年間所得が200万円の方であれば

・所得割 200万円×10%=20万円

・均等割 5,000円

社会保険

●自営業の方(国民年金、国民健康保険)

・国民年金保険料・・・月16,540円(令和2年度)

・国民健康保険料・・・市町村により、更に所得、世帯数により計算されます。

*例えば、札幌市民、20歳独身、単身の方、年収200万円の方で172,160円(月14,347円)

 

●サラリーマンの方(厚生年金、健康保険)・・・都道府県により保険料決定

*例えば、20歳で中小企業勤務、毎月の給与が20万円の方

・健 康 保険料・・・10,220円

・厚生年金保険料・・・18,182円

 

*尚、ご参考までに、保険料は会社と折半してますので、実際の保険料は2倍になります。

 

あくまで、代表的な税金、社会保険のみご紹介をさせて頂きました。

 

尚、ご参考までに年収は変わらず、所得を減らし、税金を減らす方法も是非、覚えて下さいね。

所得控除です。

 

代表的なものを3つだけ紹介します。

生命保険料控除(最高12万円)

②配偶者控除(基本的に38万円)

③医療費控除

*支払った医療費ー保険金などー10万円=医療費控除額

 

所得控除は「自己申告」ですので、知らないと損しますよ!

 

 

毎年、この時期になると会社から渡される2枚の書類

給与所得者の扶養親族等申告書

 

 

給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書

 

 

非常に大事ですので、漏れなく記入、提出して下さい。

 

では、以上簡単ではございますが、ポイントはここまで。

 

■給与天引きで、貯蓄を始めたいが、何がいいのか分からない。

■金融商品を詳しく知りたい方。

こんな方は、個別相談をご活用下さい。

 

面談でもメールでも対応が可能です。

メールで、1年間、回数無制限の「年間FPサポート」が好評です。

 

個別相談に申込します

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

コメント

  1. 豊田博文 より:

    おはようございます。
    20歳ですかぁ・・・。
    遠い記憶ですねぇ(笑)。
    長男は来年で20歳になります。
    あらためて、この仕事の重責を感じますね。
    今日もありがとうございました。

    • nobu1118 nobu1118 より:

      おはようございます。
      自分の20歳、そして、若き時代は、あまりにも勉強不足で失敗の連続でした。
      今の若い方には、自分の失敗談も伝えながら、素晴らしい人生を送って頂きたい。
      そんな思いもこめて、メッセージを送らせて頂いております。
      本日もありがとうございました。