知らないと損です!国民年金保険のお得な制度を紹介します

公的年金

知らないと人生を10倍損する金のしくみ」Vol.39

 

知らないと損です!国民年金保険のお得な制度を紹介します

 


100歳人生が現実となりつつある中で、年金に関する関心が高まっている感じを受けております。

 

できる事なら、少しでも多くの年金を受取りたい。

 

そして、一方で、あまり知られていませんが、保険料の割引制度もあるのですよ。

 

知るか、知らないかで長い人生で大きな差が出ますので、本日は、そんなお話しです。

 

保険料割引制度

言葉の通り、国民年金保険料は、早めに払うと割引をしますよとの制度です。

 

口座振替の納付が割引率が高い

実は、意外な事実で、あまり知られてません。

保険料を現金で払った場合と口座振替で払った場合、どちらが安いのか?

 

なんと、現金で払うより、口座振替で払った方が安いのです。

 

では、具体的に見ていきましょう。

●国民年金保険料

16,540円(令和2年度)

16,610円(令和3年度)

 

1年間での保険料割引

16,540円×12=198,480円

●1年前納(現金)  194,960円

(3,520円割引)

 

●1年前納(口座振替)194,320円

4,160円割引

 

 

2年間での保険料割引

16,540円×12+16,610円×12

397,800

●2年前納(現金)  383,210円

(14,590円割引)

 

●2年前納(口座振替)381,960円

15,840円割引

 

*割引率は2年間で約4%

年平均で約1.8%です。

 

銀行の定期金利に比べても、かなりの割引率なんです。

 

ちなみに他にも6カ月前前納や当月末振替割引もありますよ。

 

「付加年金」とは

付加年金とは、簡単にお話ししますと、毎月の保険料に400円の「付加保険料」を納付しますと、支給開始以降、年金の受取金額が増えます。

 

具体的には

200円×付加保険料の納付月数⇒この計算合計が年間で増えるのですよ!

 

*例えば、40年間「付加保険料」を納付すると納める保険料は

●400円(月)×480月=192,000円(上乗せで払う保険料)

 

*実際に上乗せされる年金額

●200円×480月=96,000円(年間で)

 

つまり、支給開始から2年間で元は取れるのですよ。

 

 

 

繰下げ請求

で、私が1番推奨しているのこれです。

 

本来65歳から受給できる年金を70歳からの受給にしましょう、との事。

 

5年間受取は遅くなりますが、その分年金は割増で、且つ終身で受取る事ができるのです。

 

具体的にはこうなります。

●0.7%(割増率)×60カ月=42%

●779,300円(平成29年度価格)×42%=327,306円

 

*つまり、毎年約33万円の年金額が終身で上乗せされます!

 

詳しくは、下記の記事をご参照下さい。

年金の繰下げ請求

 

さて、今回はあくまで「国民年金」としてのお得のお話しをさせて頂きました。

 

が、実はそれよりも大事なのは、「国民年金」での不足部分をどのようにカバーしていくのか?

 

そこが1番大事なのです!

 

いわゆる、「増やす手段」「貯める手段」です。

 

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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

コメント

  1. 豊田博文 より:

    おはようございます。
    私は国民年金は未納時期が長く不安です。
    生保の勉強をするのが遅かったぁ。
    今日もありがとうございました。

    • nobu1118 nobu1118 より:

      おはようございます。
      そうでしたか、未納期間が長ければ、早めの対策は必要ですね。
      人生長くなりそうですからね(笑)