「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.41
積立投資とは長い時間をかけてお金に働いてもらうこと
積立投資は長期が基本
2017年11月25日の日経新聞から、注目の記事を2つ紹介。
●1996年末に日本株投信を購入した場合の運用成績は足元で約40%のプラス。
●1997年から株価指数に連動する投信を毎月1万円ずつ積み立てたとすると、足元で運用成績は約54%のプラスとなる。
どういうことか??
例えば20年前に毎月1万円の投資信託を20年間続けました。
<払込金額>
1万円(月)×12カ月×20年=240万円・・・①
<増えた金額>
240万円×54%=126万9千円・・・・・ ②
①+②=366万9千円
投資の基本は「長期」「積立」「分散」です。
金融庁も推奨しております。
相場が下がった時止めない事です。
相場が下がった時は、口数を貯めるチャンスなのです。
そして、口数が貯まった頃に価格が上がれば、利益は一気に膨らみます。
日本の株式市場の30年を検証する
日本の株式市場の時価総額を検証します。
時価総額とは、上場企業の価値でもあり、規模でもあります。
東証1部上場企業の時価総額
・1989年 590兆円(バブル景気)
・1999年 442兆円(ITバブル期)
・2012年 296兆円(政権交代時)
・2013年 458兆円
・2014年 505兆円
・2015年 571兆円
・2016年 560兆円
・2017年 681兆円
*このデータは日本取引所グループのHPから抜粋しました。
全てその年の12月末の実績です。
東証1部上場企業の企業数は
尚、企業数は、バブル期の1,191社から2,052社まで拡大してます。
つまり、途中は様々な政治状況、経済状況、天変地変等々・・・。
景気も大きく低迷する時期もあります。
しかし、長い目で検証すれば、人間がいる限り、企業は成長を続けます。
大事な事は、国民が長い目で企業を育てる事です。
バブルから今日まで
私は、1988年に銀行に入りました。その年の時価総額は462兆円でした。
その翌年が、バブルの絶頂期でした。
*バブルとは「経済が実力以上に泡(バブル)のようにふくらんだ状態」です。
土地や株式、ゴルフ会員権、リゾートMS、そして、銀行金利まで、全てが高値で動いておりました。
1991年頃から様子が変わります。
何か変だ!と感じ始めました。
が、そうではなく1988年~1990年が異常時代だった事に気がつきました。
もう、こんな時代(バブル)は絶対にこない!
そう、確信してきました。
事実、ITバブルの時でさえ、時価総額442兆円です。
そして、その後も時価総額が低迷します。
しかし、5年前の政権交代から、突然流れが変わりました。
2012年12月に296兆円だった時価総額が毎年増え続け2017年なんと681兆円!
遂に、バブル期を越えたのです!
東証1部上場企業数も、バブル期の1.7倍まで拡大!
人口減少時代に入る
皆さん、ご承知の通り、日本は2008年をピークに「人口減少時代」に突入しました。
何もしなければ、経済は停滞するのみ。
よくて、横ばいです。
そんな中での、日本の各企業の努力には拍手を送りたい!
但し、問題点もあります。
①利益が内部留保され、十分に社員に還元されていない。
結果、日本人の平均年収は横ばい状態⇒購買意欲が沸かない。
②高齢化、後継者問題で苦労している企業が続出(特に中小企業)。
結果、廃業せざる得ない企業が今後増えていく。
③いまだ、銀行預金だけが増え続け、経済が活性化しない。
この件は、下記の記事で詳しく発信してます。
貯蓄から投資が進まない問題点は?なぜ進まないのか日本の深刻な現状
今は、お金に働いてもらう時代です
それが、最終的に日本経済の活性にも繋がるのです。
そして、日本人が「積立投資」の成功体験を掴む時代が到来したのです。
人生100年時代に一番大切な事は、自分の老後資金は自分で準備をする事です。
その具体的な方法が「積立投資」になります。
■積立投資を始めたいが、具体的な金融商品が分からない方。
■銀行預金しか経験がなく投資が不安な方。
個別相談をご活用下さい。
面談でもメールでも可能です。
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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
おはようございます。
高橋さん。私はマネーセミナーに応募済みでしたでしょうか?
毎日に追われていて・・・何も記憶されて無いんです。
少しヤバイかもです。
今日もありがとうございました。
おはようございます。
豊田さんの申込はまだきてないようです。
セミナーのご案内の中から申込できますので、まだ間に合いますよ。
宜しくお願いいたします。