「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.46
人生100年時代 お金を増やせる時代になってきました
2018年。
いよいよ、日本も「人生100年時代」です。
そして、長生きすれば、当然お金が必要になります。
で、いつか準備しますか?
それは「今でしょー」
これは、冗談ではなくなってきた現実の問題です。
しかし、喜んで下さい。
ここ数十年の中で、2018年程、「お金を増やせる」環境が充実している年はありませんよ!
まずは、その理由からお話しさせて頂きます。
1.つみたてNISAがスタート
2.日本株も世界株も好調
3.国も税制面で支援
本日は、3の、(国の税制)の話題から2つ
自営業・フリーランスに有利!
自営業・フリーランスは減税
2018年は年収850万円以上のサラリーマンの方が増税になります。
一方で、自営業、フリーランスの方は、基礎控除の拡大(10万円)により減税になります。
(但し、売上が2,400万円以下の方です)
で、気になったので、具体的に所得税の計算しました。
<例>売上500万円、経費が300万円、所得200万円
●昨年まで 200万円(所得)×10%(税率)-97,500円(控除)=102,500円
●今年から 190万円(基礎控除20万円増額)×5%=95,000円
102,500-95,000=7,500円(減税額)
えっ!------------------
たったの7,500円と思うのか。
なんだ、銀行定期に900万円預けた時の利息だ!
ラッキー!と思うのかはあなた次第ですが・・・。
(0.1%で試算すると、税引で7,200円です)
iDeCo(イデコ)を活用することで減税効果が倍増以上になる
ここで、iDeCoの出番です。
iDeCoは掛金が全額所得控除できます。
上の自営業の方がiDeCoを始めたと仮定して、3パターンで見ていきましょう。
●月1万円(年間12万円が所得控除)
178万円(所得)×5%(税率)=89,000円(所得税)
減税効果 102,500円ー89,000円=13,500円(減税金額)
●月3万円(年間36万円が所得控除)
154万円×5%=77,000円
減税効果 102,500円ー77,000円=25,500円
●月5万円(年間60万円が所得控除)
130万円×5%=65,000円
減税効果 102,500円ー65,000円=37,500円
*ちなみに銀行定期に1年間4,700万円預けると税引後で37,600円です。
つまり、自営業、フリーランスの方は月5万円の運用する事で、4,700万円を1年間銀行定期にした場合と同じ効果が生まれるのです。
月5万円の運用と、4,700万円の1年運用、どちらを選択しますか?
聞くまでもありませんね。
はい、ここで終わりませんよ!
では、頑張って毎月3万円を20年間投資され、平均3%の利回りだったらどうなるか?
●月3万円×12か月×20年=720万円(払込総額)
⇒20年後には約980万円になります。
(260万円増)
20年間の減税効果も51万円まで拡大します。
*何もしない方と、具体的に行動された方で大きな差が出ます!高級車が1台買えますね。
賃上げ税制
簡単に言えば、従業員の給料を上げたら、会社の税金も下げますよ、との事。
中小企業であれば、昨年の平均給与と比較して1.5%以上増加していれば、法人税を15%控除しますよ、との事です。
更に、2.5%以上で人材投資を1割以上増やせば、給与増加分の25%を控除できます。
当然ではありますが、黒字企業が対象になります。
反応してくれる経営者が多いといいですね。
但し、1と同じように、1.5%程度のアップであれば、金額にして僅かなのです。
<例>
30万円×1.5%=4,500円(こんなもんです)
ですので、先程のiDeCoのように、複数以上の控除制度を組み合わせる事で、長期的な視点で見れば思わぬ効果が出てきます。
例えば、賃上げ+確定拠出年金(企業型)制度の導入、一度検討してみませんか?
お手伝いさせて頂きますよ!
会社も従業員も喜ぶ組み合わせです。
小さい事でも、具体的に目標を立てて、実効される方と何もされない方では将来的に大きな差が出ます。
まずは、一緒に勉強しませんか?
今年も皆様の将来の幸福の為に、お役に立つ情報発信に努めてまいりますので、宜しくお願いいたします。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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