「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.55
投資は「価格が下がったら損をする」との日本人の誤解を解説します!
今年は、新聞を見ても、連日見る言葉、それが「人生100年時代」ではないでしょうか。
特に、女性の方は、今現在でも4人に1人が95歳まで生存されております。
なおかつ、7%の方は100歳まで生存されております。
今後益々、平均寿命が伸びるのは間違いありません。
そして、長生きする為に必要な事。
それは、「健康」であり「お金」です。
私は「お金の専門家」の立場から、日本人の大きな誤解をお話しさせて頂きます。
投資に対する2つの誤解
今だ、銀行定期でしか、資産運用をされていない方の多くの認識が2つあります。
投資は下がったら損をする
投資は大きく2つの手法があります。
①一括投資
②積立投資
仮に、①の一括投資であれば、確かに価格が下がれば投資成績は悪くなります。
一方で、②の積立投資は、逆の考えです。
価格が下がれば、実は投資成績を向上させるチャンスなのです。
詳しくは、この後の「投資の基本」で解説をします。
リスクが大きいから危険
まず、「リスク」とは何か?
多くの方は「危険」とのイメージを持たれております。
間違いとも言えませんが、正式には「収益の変動幅」の事です。
そして、高いリターンを求めるのであれば、リスクが高くなるのは当たり前です。
一方で、リターンを求めないのであれば、リスクは限りなく低くできます。
投資の基本
①ですが、投資の基本は何か?
投資の基本=口数×価格 なんです。
口数の考え方
では、口数について補足します。
■口数は毎月増え続けます。
■口数は減りません。
■価格の高い時は少なく買う。
■価格の低い時は多く買う。
■投資は「量」を買う行為です。
つまり、価格が下がった時は、『量』を買うチャンスなんです。
多くの日本人の勘違いは、リーマンショックのような事態が発生すると「やはり投資は危険」、「やめた方がいい」と思っていませんか?
1銘柄(商品)集中ではなく分散投資
例えば、同じ投資でも1社の株式で投資されている方、その方はそもそも投資の基本である「分散投資」をされていないので、損をします。
ちなみに、今の件は私の失敗談でもあり、下記の記事でも詳しく書かせて頂きました。
銀行員だった私でさえ、間違った投資をしてしまった20代の自分。
その反省を多くの皆様にもお伝えしたいのです。
そして、成功体験を掴んで欲しいのです。
さて、話しは戻りますが、では、リーマンショックの時に分散投資をされていた方は損をされていたのか?
②の部分も含め、具体例でお話しさせて頂きます。
分散投資の具体例
先日、ゆうちょ銀行から頂きました「つみたてNISA」のチラシの内容を紹介します。
●2005年10月を基準(仮に価格を100とします)
●投資は(国内債券、国内株式、国内リート、海外債券、海外株式、海外リート)にバランス運用(つまり分散です)
●2008年9月のリーマンショックで価格が70を切りました。
●2012年10月に価格は100に戻りました。
●2016年10月現在、価格は153
●2005年10月~2016年10月までの平均収益は4.0%です。
*例えば2005年10月から、毎月1万円を「バランス運用」されていた方の成績は
●払込金額合計 132万円(1万円×12カ月×11年)
●投資成績 165万円
(リーマンショックの時に止めていてば元本割でした)
非常に分かりやすいチラシでしたので、先日のマネーセミナでも紹介をさせて頂きました。
つまり、大事な事は何か?
■投資は分散投資が基本
■価格が下がった時は「量」を買うチャンス
■長期になればなるほど、リスクは低減できる
投資は、まず始める事が大切です。
そして、失敗する事も大切です。
失敗から学ぶ事は多いのです。
今の時代、何もしない事が最大のリスクになります。
それでも、一歩踏み出せない方は、個別相談をご活用下さい。
メールで、1年間、回数無制限の「年間FPサポート」が好評です。
本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
おはようございます。
昨晩のビットコイン急落の話もあり、投資は勉強が不可欠ですね。
子供らに質問を受けても明確な回答ができず、まいりました。
23日のセミナーの時にでも教えて下さい。
おはようございます。
そうですか、大変でしたね。
私も、毎日が勉強です。
一緒に学びましょう。
[…] 日本人の大きな誤解とは投資に関しては、多くの日本人が勘違いをされています。特に価格しか見ていない事です。 投資の成績は量×価格です。つまり、量を買い続ける事です。nobu0824.c […]