「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.65
お金の保管場所はどこが安全か?5箇所の保管場所の検証を解説します
大切なお金、皆さんは、何処に保管されていますか?
一般的に安全と言われる場所について検証してみます。
5箇所の保管場所
タンス預金(自宅に保管)
盗難や火事になれば、補償はないですね。
当然、金利もつきませんので増える事はありません。
銀行の貸金庫
ある意味で一番安全ですが、手数料を取られる事を考慮すれば減るだけですね。
ご参考までに、三菱UFJ銀行の貸金庫の料金です。
サイズにより違いますが、年間で15,876円~29,160円です。
*2020年6月15日現在。
併せて、利用できる時間帯は平日の9時~15時です。
土、日に緊急事態が生じた場合は使えないか可能性が高いです。
銀行預金
金利は低いですが、安全です。
ちなみに、金利はこんな感じです。
■普通預金:0.001%
■定期預金金利:0.01%(1年)
*みずほ銀行の2020年6月15日現在の金利。
併せて、1人1銀行1,000万円までは、銀行が破綻しても、国が補償して頂けます。
国債(個人向け10年型国債)
今、金利は低いですが、変動金利(インフレ対応)なので、金利が上昇した時は楽しみです。
併せて国の債券ですので、安全です。
投資信託
たまに、質問を受けます「証券会社が破綻したら、投資した金額は補償されますか?」と。
ちなみに、投資信託には
①販売会社
②運用会社(委託者)
③信託銀行(受託者)
と役割が明確に分かれております。
基本的に、資金を管理している信託銀行は、投資家から集めた資金と自社の財産は区別して管理しております。
従って、直接、販売会社が倒産しても、個人投資家の資産は安全に守られております。
但し、運用による資産の減少はあります。
以上、主な5つをご紹介させて頂きました。
安全だけではだめ
ここで忘れてはならないのは、2つ。
物価は変動します。
例えば、昭和46年に札幌に地下鉄が開通しました。
初乗り料金は30円でした。
今は200円ですね。
今は、政府も日銀も2%の物価上昇を目標にされております。
何もしなければ、お金の価値は下がるのみです。
例えば、今1,000万円のお金があるとします。
毎年2%の物価上昇が続けば、30年後には、1,000万円の価値が545万円まで下がるのです。
つまり、
何もしない事が1番のリスクなんです!
日本は経済成長できるのか
日本国内にいると、金利は低い、経済成長も中々伸びないと感じている方は多いです。
しかし、世界に目を向ければ、確実に人口は増え、世界平均で3%以上の経済成長をされています。
皆さんの年金保険料を運用しているGPIFが、参考になります。
これからは、世界に目を向け、お金に働いてもらう事なんです!
■お金を増やしたいが、具体的な方法が分からない方。
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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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