「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.77
60代からでも資産運用ができる時代での投資の心得をお伝えします
2018年2月17日の新聞に「100歳人生」を考える上で、注目すべき記事がいくつかありました。
いずれも16日の閣議で決まった、新たな「高齢社会対策大綱」の中から。
そして、その内容は60歳以降でも仕事ができる。
60歳以降でも資産運用はできる、とのメッセージでもあります。
60代からでも資産運用ができる環境
公務員65歳定年 今夏メド具体案
これは、非常に注目です。
政府は2019年の通常国会への関連法案を目指す、との事。
つまり、公務員も民間も60歳から65歳と仕事ができる期間が延長されるのです。
個人的には、希望者には70歳定年まで進めて欲しい、との思いはありますが、民間企業が実質65歳定年になりつつある中で、当然と言えば当然です。
65歳以上を一律に「高齢者」と見なす傾向を改めるよう提唱
今、60歳~64歳の就業率が63.6%。
これを2020年に67.0%まで引上げる目標を設定した、との事。
これも、私が提唱している、「仕事は70歳まで」に向けて、大きな前進です。
年金開始70歳超も可能に
この件は、以前にもご紹介をさせて頂きましたが、いよいよ議論も本格化します。
私の推奨は「年金受取は70歳以降」です。
それが、100歳人生を楽しく過ごす為の、実は大きな要因にもなります。
と、いう事で、2022年4月以降は70歳以降でも繰下げ請求ができる事が決まりました。
60歳からの投資の心得
これからは、「自助」の時代
日本の社会保障制度には限界があります。
公的年金だけで暮らせる時代ではありません。
これからは、 「自助」の時代なんです。
つまり、早い時期から、自分年金の準備が必要なのです。
「年金制度」を正しく理解すること
実は、日本人の多くは、年金制度を理解されておりません。
お金の教育ができていない、日本固有の問題でもあります。
100歳人生を過ごす上で、年金の知識は大事な智慧でもあります。
例えば、年金の繰下げ請求。
本来65歳からの年金受取を70歳に変更します。
年金の受取額が42%増額。
つまり、年利で8.4%の運用した事になります。
年金の繰下げ請求については、下記の記事をご覧ください。
今、健康な時にできる事は全てやり切る
①仕事は70歳までやる(くどい・・・)
②人間ドッグ、健康診断は毎年受診する(これもくどい・・・)
③お金の勉強をする(本当にくどいかも・・・)
そして、60代の方は、
今「待ったなし」の様々な選択の時期です。
■何歳まで仕事をされるのか
■何歳に年金を請求されるのか
■どのようにお金を増やしていくのか
■今後の住み家はどうするのか
他にも様々ありますが、特に大事な4点です。
今の50代、60代で老後生活が不安な方は、個別相談をご活用下さい。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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