iDeCoとつみたてNISAの非課税枠は使わないと損です

お金の勉強・基本

知らないと人生を10倍損する金のしくみ」Vol.79

 

iDeCoとつみたてNISAの非課税枠は使わないと損です


誰しもが、「大事なお金を増やしたい」と思われていますね。

 

その中で非課税枠」は、とても大事な味方なんです。

 

本日は、そんなお話しです。

 

では、具体的に進めていきますね。

 

非課税とは

毎月1万円を複利の投資信託で30年間運用します。

利率は5%です。

税金はざっくり20%。

 

■払込金額 1万円×30年=360万円

■受取総額(非課税)818万円

■受取総額(課税後)654万円

 

*非課税ですと、何と、164万多く受取れます!

では、164万円を貯めるのに、毎月1万円、5%の利率で何年かかるのか??

 

答えは11年です!

 

金融商品には、基本的に利益に対して20.315税金が引かれます。

 

これが、大きいのです。

 

せっかく、長期間、こつこつと積上げてきた大事な「お金に自動的に税金が引かれる。

ところが、この運用益に税金が引かれない国が推奨している商品があります。

 

それが「iDeCo」であり、「つみたてNISA」です。

 

iDeCoの非課税枠

積立期間中、全期間、「非課税」

iDeCoは20歳から加入でき、60歳まで払い込みできます。

つまり、最長で40年間、非課税で運用できます。

 

更に、2022年5月以降は上限年齢が5年延長され、65歳まで可能です。

iDeCoについて詳しく知りたい方は↓

 

 

iDeCoの更なる税制メリット

毎月の掛金が所得控除できる

毎月払い込む掛金が全額所得控除できます。

ですので、多くの方が、年末調整や確定申告で税金の還付を受ける事ができます。

 

具体的にどの程度の税効果があるのか。

便利なシミュレーションツールがあります。

かんたん税制シミュレーション

 

 

受取時にもメリット

加入した時点では、60歳以降の受取方法を考える方は少ないです。

具体的には、60歳以降、3つの方法から選択できます。

①一時金として受取る。

②年金として受取る。

③一時金と年金を組み合わせて受取る。

 

年金で受取る場合は公的年金等控除が使えます。

一時金で受取る場合は退職所得控除が使えます。

 

つみたてNISAの非課税枠

「つみたてNISA」は最長20年間「非課税」

iDeCoと違い、つみたてNISAには非課税期間が20年と上限があります。

更に、金額も、毎年40万円が上限です。

つまり、非課税枠は最大で800万円です。

 

つみたてNISAについて詳しく知りたい方は↓

 

 

私が、銀行にいた時代は「財形住宅」「財形年金マル優」等々の「非課税」制度や商品がありました。

 

しかし、そもそも銀行商品はゼロ金利です。

 

増えない商品で「非課税」の価値は薄いのです。

 

但し、残念ながら、「iDeCo」「つみたてNISA」も完璧な商品ではないのです。

 

様々なメリット、デメリットもあるのです。

 

■銀行預金しか経験がなく、投資には不安な方。

■投資商品が理解できなく、中々前に進めない方。

そんな方は、個別相談をご活用下さい。

 

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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

コメント

  1. […] 非課税枠は使わないと損です銀行預金にせよ、投資信託にせよ、金融商品で運用すると、利益に対して、約20%の税金がかかります。特に、長期で時間をかけて老後資金を貯めたつも […]

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