「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.85
貯蓄から資産形成に向けての第一歩が積立投資を理解すること!
積立投資に勢い
2020年2月25日の日本経済新聞の3面記事です。
昨年から始めた『マネーセミナー』
私が、一環して訴えてきた事が
★銀行預金からの脱皮
★「長期」・「積立」・「分散」投資
国の税制面での後押しもあり、ようやくという感じです。
記事にもありますが、「積立投資に勢い」が出てきた背景には、やはり、若年層に広がる年金不安ではないでしょうか。
一方で、40代、50代の方でも、新たに「積立投資」を始める方が増えております。
そして、金融庁も「貯蓄から資産形成」を推進してます。
では、何故、「積立投資」なのか??
積立投資のしくみとは?
改めて、確認をさせて頂きます。
なぜ、積立投資なのか
日本の構造は大きく変革をしております
・人口減少時代。特に高齢者が増え、若年層が減っている。
・つまり、社会保障制度は現状維持が困難な時代である事。
・併せて、人生100年時代に向けての準備も必要。
・結論として、「自分の年金は自分で準備する」覚悟が必要です。
銀行預金では、増えません
・日本人の金融資産は、増えない銀行に約52%。
・金融庁も推奨しているのが「長期」「積立」「分散」投資です。
・併せて、国も「税制面」で後押しをしております。
ここまでは、多くの方が理解できます。
しかし、問題は、ここから先なのです。
投資が進まない原因
●分かるけど、どうすればいいの?
●投資は怖いよ・・・。
●銀行が安全なんでしょ・・・。
そうなんです。
日本は「お金の教育」ができていない国なのです
「年金」の事も、「投資」の事もよく分からない。
「お金の勉強」というだけで、
難しい!
私には、理解できない!!
そして、そのまま、老後生活に入り、苦労する。
生活に困窮する高齢者が増えている
生活保護を受給される高齢者世帯が増えているのが現実なんです。
併せて、高齢者の毎月の生活費の収支が、約55,000円の赤字なのです。
こちらの記事をご参照下さい。
併せて、ショッキングなデータも出てきました。
可処分所得10年で3%減
可処分所得とは、
収入ー(税金+社会保険料)=可処分所得(手取収入)
細かく分析をすると
■収入は横ばい
■所得税・住民税は減っている
■社会保険料は増えている
■年収500万円世帯で約12万円減
■年収1,500万円世帯で約3万円減
収入は増えないけど、社会保険料は増え続けているのが実態なのです。
お勧めの積立投資
ですので「税制優遇」されている積立投資が2つ。
*つみたてNISAについて詳しくは下記の記事を
ここに、資金が集まるのは、当然の事なのです。
しかし、「税制優遇」はされていても、金融商品に完璧な商品はありません。
知らないと、損する「デメリット」もあるのです。
まずは、商品の特徴を理解し、「積立投資」がスタートできるよう、勉強しましょう。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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