「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.86
iDeCo(イデコ)の運用利回りは?運用利回りを高める方法を解説
iDeCo(イデコ)の運用利回りは
iDeCo(イデコ)全体の運用利回りはどうなのか?
実は、公表されているデータがないのです。
しかし、参考になるデータはあります。
それが、企業年金連合会が公表している「確定拠出年金実態調査結果」です。
つまり、確定拠出年金の企業型です。
確定拠出年金実態調査結果
■2017年度決算より
加入者の通算運用利回りの平均は2.8%
割合の1番多いのが
■2.0%超~3.0%以下:31.3%
■1.0%超~2.0%以下:20.8%
■3.0%超~4.0%以下:18.7%
■0.0%超~1.0%以下:11.4%
■4.0%超~5.0%以下:8.4%
*参考までに0.0%以下は2.6%です。
元本確保型商品のみで運用する加入者が4割以上
金利の高い時であれば、元本確保型商品でも問題ありません。
しかし、そもそも元本確保型商品とは、銀行の定期預金です。
金利は0.01%。
ですので、増えないのです。
手数料だけは順調に取られ続けます。
運用利回りを高める方法は
成長性のあるファンドで運用する
成長性のあるファンドとは、具体的には世界株式です。
世界全体では人口は増え続け、経済成長も進んでます。
そこに、お金を寝かせることです。
時間を味方にする
運用期間は長い程、複利効果が威力を発揮します。
払込期間は長い程、「複利効果」が大きいのです
60歳以降も働き、掛金を拠出する
2020年6月現在、残念ながら掛金の拠出は60歳までです。
そして、2022年5月からは65歳まで延長されます。
しかし、今は70歳まで働く方も増えております。
つまり、払込期間は、最低でも70歳にするべき!!
70歳まで延長されれば効果は高まる
払込期間が10年延長されれば、どのような効果があるか。
[20歳から毎月1万円の積立投資、運用利回3%で試算]
■60歳まで 払込金額合計480万円
受取金額合計919万円(1.91倍)
■70歳まで 払込金額合計600万円
受取金額合計1,375万円(2.29倍)
時代は「100歳人生」なんです。
その為に必要な事は
①健康
②長く働く
③早い時期から「老後資金」の準備をする
理想を言えば、20歳から「投資」です。
20歳から、50年投資、60年投資ができれば最高です。
しかし、「お金の教育」ができていない日本では、難しい。
そこで、40代、50代の方が少しでも長く「複利運用」ができるよう、最低でも70歳までは「iDeCo」の払込ができるよう、提言です。
iDeCoの事、誰に相談していいのか分からない方は、個別相談をご活用下さい。
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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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