「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.92
お金が増えない方の3つの特徴とは
昨年からスタートしました『マネーセミナー』。
多くの方に出会い、様々なご相談も受けさせて頂きました。
誰しもが「将来が不安」「お金を増やしたい」でも、中々できない方が多い、のが現実。
そこで、本日は様々な方にお会いする中で、「お金が中々増えない」方の特徴について書かせて頂きます。
年金制度を理解していない
「我々が年金もらう頃は、年金出ないんでしょ・・・」
こんな、言葉を何度聞いた事か。
併せて、今現在「年金に入ってません」と自信満々に語る方が意外と多いのです。
また、しっかり年金保険料を払っている方に「将来、どれ位年金支給されるか、ご存知ですか?」と聞いても、明確にお応えできる方はほとんどおりません。
極めつけは「ねんきん定期便」の存在を知らない。
捨てました・・・。
そういう方を含め、まず『年金制度』について一言です。
■年金制度は、日本国内で最も安全で効率の高い制度商品です。
■年金制度は、老後の年金だけでなく、一定の障害になった場合や、配偶者に万一があった際にお役に立つ制度です。
■生命保険に入る前に、まずは自分の老後の年金、遺族年金がどの程度支給されるのか、ご理解される事が大事です。
その次に生命保険です。
多くの方が逆になってます。
ですので、適正の保険金額になっていない方が多いのが現実です。
■「ねんきん定期便」は重要書類です。自分を守る書類です。捨てるのは厳禁です。活用方法は様々あるのです。
■人生100年時代を迎えるにあたり、年金の受取開始は「繰下請求」を利用し、70歳以降にされる事を推奨しております。
その為の、早い時期からの準備が必要なのです。
給与天引きを躊躇する
積立の基本は「給与天引」です。
もしくは、「毎月口座からの天引」です。
つまり、積立の基本は
収入ー貯蓄=生活費
つまり、まずは「貯蓄額」を決めて、残った金額で生活をする。
ただ、現実は
収入ー生活費=貯蓄 の方が多いのです。
これでは、中々計画的に貯蓄はできません。
まずは、毎月の貯蓄額を明確に決める事です。
その上で、残った金額で生活をする事です。
勉強しないで、営業マン、銀行の言いなり
一番不幸な状態です。
そもそも、日本の国は「お金の教育」が先進国の中で、できてない国なので、自己研鑽が必要なのです。
私が銀行にいる時代から感じてました。
日本人は異常な位に「銀行員を信用しすぎています」
私も、金融の仕事を30年させて頂きましたが、
保険証券を拝見すると、ため息をつくような契約が何と多い事か・・・。
聞くと、保険会社のいいなり、銀行のいいなり、お勧めがほとんど。
しかも、自分の大事な人生よりも「お付き合い」を大事にされる方が多いのです。
そういう方には「自己責任」ですので、「自己判断」をして頂きます。
はい、という事で3点書かせて頂きました。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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