社債

社債

皆さん、おはようございます。

誰でも分かる金融用語・金融商品辞典」Vol.14

本日は「社債


社債」とは、企業が設備投資などの事業資金を調達するために発行する「債券」のことです。

個人向け社債の特徴

通常の、機関投資家向けの社債は、最低購入単位が1億円程度で発行されますが、個人投資家向けの社債は、最低購入単位を100万円程度に小口化して発行しております。

 

 

社債の種類は5つ

普通社債(SB)

利付国債としくみはほぼ同じです。満期が設定されており、その間は利息(クーポン)が支払われます。

 

転換社債(CB)

基本的には普通社債と同じですが、特別な条件として、一定の価格においてその会社の「株式」と転換できる条件が付帯されています。

 

つまり、通常の利息収入に加え、株との転換により、値上がり益が得られる可能性もあります。

 

ワラント債

社債と株式を一定の金額で購入できる権利が付帯された社債です。

 

劣後債

社債を購入した投資家に対して、弁済順位が低い社債です。弁済順位が低いため、企業が破綻した場合に損失を被る可能性が高くなります。その分、利息が高く設定されているのが特徴です。

 

電力債

電力会社が発行する債券です。社債の中でも特殊なしくみで、電力会社が保有する資産に対する一般担保が付与されており、その担保は発電所や送電線といった電力会社が保有している資産全体が対象になっています。ですので、万一、電力会社が破綻しても、保有資産から、他の債権者より優先して、返済を受ける事ができます。

 

社債のメリット

一般的に銀行の定期預金よりも金利が高く、更に国債よりも金利が高い傾向があります。企業が破綻しない限りは、元本が保証されています。

 

 

社債のデメリット

やはり、企業が破綻した場合に返済がされない可能性が高い、という事です。「大企業だから安心」ではありません。

 

2001年に経営破綻した「マイカル」。破綻前に3500億円もの普通社債を発行していましたが、全てがデフォルト(債務不履行)しました。

 

投資信託との違い

実は、先日の「マネーセミナー」参加者から「社債」についての質問を頂きました。この場でお応えさせて頂きます。

 

■社債は単独で購入すると、国債と同じように単利での運用になります。

 

■一方で、投資信託を購入した場合に、ファンドの中に「社債」が含まれている場合もあります。そのファンドが「毎月分配型投資信託」でなければ、同じ「社債」でも複利運用される場合もあります。

 

■通常、投資信託の資産割合である「債券」はどのファンドも国債が主体です。しかし、中には「社債」も含まれているファンドがあり、「社債」を投資信託として運用する事は可能です。

 

社債の購入方法

証券会社で購入する

まずは、証券会社に口座を作る事からスタートです。更に、証券会社により、取扱が違いますので、希望する社債が、どの証券会社で取扱をしているのか、事前確認が必要です。

 

投資信託を通じて購入する

社債を株式や国債等と組み合わせをしながら投資されたい方は、投資信託を購入する事で投資する事が可能です。

 

更に詳しく情報を知りたい方は

日本証券業協会のホームページに社債の最新情報として「発表対象銘柄一覧/発表停止一覧/発表中止銘柄等」があります。

 

その中に、当月購入できる「社債」の一覧が掲載されてます。

ちなみに、一番利率の高いのは「三菱商事株式会社第19回無担保社債」の3.18%でした。多くが日本国債より利率は高めになっております。

 

更に、日本経済新聞の「マーケット総合2」欄の「債券市場」の中に代表的な社債銘柄の情報が掲載されています。

 

 

まとめ

社債の購入には、個別企業の十分な調査が必要です。大企業だからとか、利率がいいから等々の理由で、安易に購入する事は危険です。ですので、初心者にはお勧めしません。購入する場合も、全体資産の10%程度に収める事を推奨させて頂きます。

 

 

次回の「マネーセミナー」の日程は「メニュー」→「セミナーのご案内」から

 

 

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

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