「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」
<誰でも分かる金融用語・金融商品辞典>Vol.21
分散投資とは具体的に何を分散するのか?わかりやすく解説します
分散投資とは
「分散投資」とは資産運用のリスクを軽減する為に使われる投資の手法です。
言葉の通り、1つの金融商品、特定の銘柄に集中せず、複数に分散する事です。
何を分散するのか
資産の分散
商品の分散
金融商品はたくさんあります。
そして、金融商品は大きく2種類あります。
①お金を増やす商品
②お金を守る商品
今回は①のお金を増やす商品に限定しても、例えば投資信託、iDeCo、つみたてNISA、変額保険、不動産投資信託、株式投資、金投資、国債、社債、銀行預金、米国債・・。
数え切れない商品があります。
大事な事は1つの商品に集中しない事です。
金融商品には残念ながら完璧な商品はありません。
これは、私の30年間の金融実務経験の確固たる確信です。
最低でも2つ以上の複数商品を選択する事がスタートになります。
ファンドの分散
ここでも大きく4つに分けます。
①国内株式
②国内債券
③外国株式
④外国債券
なぜか?
実は、経済状況は日々変動します。
株式にせよ、債券にせよ、国内だけの情勢と世界全体では違います。
大事な事は、どんな事態になっても、運用を減らさない事です。
その為に、4つの資産に分散する事です。
株式に集中されている方、その中でも米国に集中されていた方は、リーマンショックで多くの資産を失っています。
私も若い時代に、1社の株式投資に集中した為に、全財産を失った経験があります。
時間の分散
以外と理解されていないのが「時間の分散」です。
分かりやすく言えば、一度にまとまった資金を一度に運用するのではなく、毎月コツコツと地道に積上げる「積立投資」です。
残念ながら、10年後、20年後の経済情勢、相場を予想的中する事は不可能です。
ですので、まずはリスクを回避する事、リスクを軽減する事が大事なのです。
その代表的な手法が「ドルコスト平均法」です。
分散投資が必要な理由とは
私が銀行に入り、2年目の1989年~1990年は銀行の定期預金金利は高く、分散投資をする必要がない位に1本の運用で稼げた時代もありました。
しかし、続いたのは2年程・・・。
その後、バブルは崩壊。低金利、株価低迷、消費の低迷、デフレ、少子高齢化、東日本大震災等々、経済状況は厳しさを増し、日本国内だけで運用する事は困難な時代になりました。
今は、世界に目を向ける事が大事です。
しかし、世界も日々政治情勢の変化等により、為替を始めとして、経済情勢は刻々と変化をしております。
ですので、1つの国、1つの通貨、1つの商品、1つのファンドだけで資産を増やす事は限界なのです。
ですので、資産を増やす前に、資産を減らさない事が大事なのです。
その上で、あらゆる事態が生じても資産を確実に増やす為の仕掛け作り、それが「分散投資」なのです。
銀行も保険会社も教えない「お金の勉強」「お金の増やし方」を学びませんか。
具体的な分散投資を学びたい方、進めたい方は「個別相談」をご活用下さい。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
[…] 分散投資分散投資とは大きく、資産と時間を分散する投資手法です。なぜ、分散投資が必要なのか?今、日本国内だけで資産を増やす事はできない状況です。世界に目を向けあらゆる資 […]
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