年金の繰下げ請求

老後の生活・準備

皆さん、おはようございます。

誰でも分かる金融用語・金融商品辞典」Vol.25

 

本日は「年金の繰下げ請求」。

 


年金の繰下げ請求」とは、本来65歳から受取る事ができる年金の請求の権利を66歳以後に遅らせて請求する事です。

 

繰下げ請求のしくみ

年金には大きく、老齢基礎年金と老齢厚生年金がありますが、今回のテーマは両制度に共通のしくみになります。

 

生年月日による要件

1.老齢基礎年金の場合は、昭和16年4月2日以後に生まれた方が、66歳以後に繰下げ請求をする事ができます。

 

*但し、65歳に達した日から66歳に達した日までの間に、遺族基礎年金、障害基礎年金、もしくは厚生年金保険や共済組合などの被用者年金各法による年金を受ける権利がある場合は、繰下げ請求をする事はできません。

 

 

2.老齢厚生年金の場合は、昭和17年4月2日以後に生まれた方が、66歳以後に繰下げ請求をする事ができます。

 

*但し、65歳に達した日から66歳の誕生日の前日までの間に、障害厚生年金、遺族厚生年金などの年金を受ける権利を有したことがある時は、申し出はできません。

 

つまり、これから年金の請求をされる方は、全員、66歳以後に繰下げ請求はできます。

 

ポイントは65歳の権利発生から1年以上待つことです

 

増額率

年金の請求を遅らせるメリットは、年金の増額です。

 

具体的には1月につき、0.7%の増額です。

 

つまり、1年遅らせば8.4%

2年で16.8%

3年で25.2%

4年で33.6%

5年で42.0%

 

中々、率だけではイメージがつかないかもしれませんので、金額でご紹介させて頂きます。

 

日本年金機構のモデル世帯で試算します。

・ご主人が厚生年金に40年加入

・奥様はほぼ専業主婦(40年間国民年金)

 

このケースで65歳からご主人の老齢厚生年金と奥様の老齢基礎年金を受給した場合の月額が221、000円です。

 

2人分の年金の請求を70歳にした場合は313、820円

 

つまり、月額で92、820円増額になります。

 

しかも、終身で!

 

 

人生100年時代を生きる有効な手段である

今の年金生活者の収支が既に赤字である事

このブログやマネーセミナーでも、毎回お話しをさせて頂いております。

 

詳しくは、2月16日付のブログをご参照下さい。

https://wp.me/p9sIES-kK

 

 

今の高齢者の生活費の収支は約5万5千円の赤字です。

 

更に、年金の受給額は今後増える事は期待できません。

 

ですので、増える手段があるのであれば使うべきなのです。

 

 

その最有力な手段が「年金の繰下げ請求」です。

増額率が高い

・しかも終身保障

 

これだけ有利な金融商品はありません!

 

 

平均寿命は増え続け、長生きリスクに対応

2016年の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳です。

 

いずれも過去最高を更新中

 

しかも過去更新は男性が5年連続、女性が4年連続で、国際的にも男女とも香港に次いで世界2位です。

 

尚、90歳まで生存する確率は男性で約25%、女性で約49%。

 

95歳まで生存する確率は、男性で約9%、

女性で約25%です。

 

 

つまり、長生きをする上での最大のリスクは、実お金の問題です。

 

 

今、現在でも「老後破産」される方も増えております。

 

詳しくは4月16日付のブログをご参照下さい。

 

「老後破産の現実はこうだった!実例で見る老後破産」

老後破産の現実はこうだった!実例で見る老後破産
NHKスペシャルで一気に注目された老後破産。現役FPが見た老後破産の実例を紹介、老後破産の3つの原因、老後貧乏にならないための4つの方法をまとめています。

 

 

人生100年時代を迎えるまでにやるべき事

健康管理の徹底

健康でなければ、仕事はできません。

 

仕事ができなければ、安定した収入を確保する事は難しいのです。

 

ですので、一番大事な事は、日常の健康管理なんです。

 

70歳まで働く事

年金の受給を70歳以降にする為には、70歳まで働いて、安定した収入を確保する事が大事になります。

 

ですので、今の自分の状況を考えた上で、どうしたら70歳まで仕事ができるのか、あらゆる手段を考えて行動するべきなのです。

 

例えば、趣味、特技を実益にできないのか。

 

副業はできないのか。

 

今から、65歳以降も雇用して頂く企業を探す等々、行動するのは今なのです。

 

お金を増やす勉強が必要です

日本人の約52%が、今だに増えない銀行に預金をされております。

 

非常に危機意識が少ない日本人の特性と、お金の教育をしてこなかった日本という国の特殊な構造に、多くの日本人は目を覚ますべきです。

 

知らないと損するお金のしくみ

 

このブログを始めてたのは金融実務30年の自分が、今声を出していかないと、これから先、多くの日本人が老後の生活で苦労される可能性が高い事が分かっているからです。

 

 

ですので、このように、ブログで、マネーセミナーで同じ事を何度も、何度もお話しをさせて頂いております。

 

これからは、自助の時代なんです!

 

自分の老後資金は

自分で準備する時代なんです!!

 

お金の事、年金の事、投資の事がよく分からない方、お金の増やし方を間違えて、一から学びたい方がセミナーに来られております。

 

来られる方は、ほとんどが初心者の方です。

お気軽に足を運んでみて下さい。

 

次回のセミナーは

12月18日(火)18時30分です。

 

参加申込は

「メニュー」⇒「セミナー予約」から

 

お待ちしております。

 

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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