カラ期間

老後の生活・準備

皆さん、おはようございます。

誰でも分かる金融用語・金融商品辞典」Vol.29

本日は「カラ期間」です。

 

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■12月  8日(土)14時00分

■12月18日(火)18時30分

人生100年時代を笑顔で送る為のヒントが盛りだくさん!

 

 


カラ期間」とは老齢基礎年金を受ける為の受給資格期間の中で、実際に保険料は納めていないが、合算対象期間として認められた期間の事です。

 

 

カラ期間が存在する理由とは

日本の年金制度は、昭和36年4月「国民年金誕生」、昭和61年4月「年金制度の統合(基礎年金制度の誕生)、平成9年1月「基礎年金番号制度の誕生」と3度に亘り、節目になる制度誕生(改正)がありました。

 

 

その中で、特に重要なのが、実は昭和61年改正なのです。

何が変わったのか?

 

昭和36年4月創設の国民年金は、専業主婦の加入は任意でした。つまり、多くの専業主婦は国民年金に加入せず、保険料未納状態でした。

 

 

そして、昭和61年4月から基礎年金制度ができ、新たに「第3号被保険者制度」ができました。夫に扶養されている妻であれば、国民年金に加入。しかも第3号であれば、保険料を納付しなくても、納付した場合と同じ年金を受取れる、という有難い制度なのです。

 

 

ところが、昭和61年4月時点で40歳であったサラリーマンの妻は、60歳まで第3号被保険者になったとしても、第3号被保険者期間は20年です。

 

つまり、昭和61年3月までに国民年金制度に加入していない方は、受給資格期間の25年(今は10年に変更)の要件を満たす事ができず、結果的に年金を受給する事はできません。

 

そこで、任意加入だった昭和36年4月から昭和61年3月までの期間に専業主婦だった期間は「カラ期間」(合算対象期間)として、保険料受給資格期間に含める事にしたのです。

 

 

受給資格期間とは

 

 

年金の加入期間にカウントされる期間は3つあります。

 

1.保険料納付済期間

言葉の通り、実際に保険料を納付した期間です。

 

 

2.保険料免除期間

様々な理由で保険料を納付する事が困難な方は、申請により、保険料の払込を免除して頂ける制度があります。その期間は実際に保険料を納付しなくても、加入期間にはカウントされます。

 

 

3.合算対象期間

今回のテーマである「カラ期間」です。カラ期間は3つあります。

 

(1)昭和61年3月以前に、国民年金に任意加入できる人が任意加入しなかった期間。

専業主婦です。

 

(2)平成3年3月以前に、学生であるため国民年金に任意加入しなかった期間。

 

(3)昭和36年4月以降、海外に住んでいた期間。

 

 

年金請求の際の注意点とは

年金は自分で請求しないと、受給する事はできません。その上での受給要件の1つが「受給資格期間」です。

 

かつては、25年だった期間が2015年(平成27年)10月から10年に短縮されました。

 

 

ここで、勘違いしやすい事項が2つあります。

1.年金加入期間に「カラ期間」を含めていなく、受給できるのに、できないと諦めている方

 

 

2.「カラ期間」は年金受給資格期間にはカウントされますが、年金額には反映されませんので、「カラ期間」の長い方は、実際の受給できる年金額は少なくなります

 

 

そして、2006年(平成18年)以降に60歳、または65歳以降に達する人で、保険料加入期間が満たされている方には、年金裁定請求書が、誕生日の3ヶ月前に社会保険業務センターから送られてきます。

 

 

 

一方で、受給資格期間が確認できない方には「年金の加入期間の確認の案内」の葉書が、60歳になる3ヶ月前に届く事になっております。

 

ここで、正しい年金知識がなければ、受給できるはずの年金が受給できない可能性があります。

 

更に、覚えているでしょうか?

 

 

消えた年金記録!

 

 

いまだに、持ち主が確認できない年金記録は約2,100万件(2013年12月現在)あるのです。

 

要は、自分の事は自分で守る。

 

詳しくは、「政府広報オンライン」⇒「暮らしに役立つ情報」⇒「あなたの年金記録に『もれ』や『誤り』はありませんか?もう一度確認をお願いします

 

 

国もギブアップしているのですよ!!

 

是非、一度自分の年金記録を確認してみて下さい。

 

 

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毎月2回「マネーセミナー」を開催しております。

 

 

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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました

 

 

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