「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」
<誰でも分かる金融用語・金融商品辞典>Vol.39
東証マザーズとは?わかりやすく解説
東証マザーズとは
「東証マザーズ」とは東京証券取引所に開設されている株式市場で、主にベンチャー企業向けに開設されている市場です。
東京証券取引所の株式市場とは
東京証券取引所は、日本国内で最大の取引所で、4つの市場があります。
■東証一部
■東証二部
*東証一部・二部の場合は、株主数、流通株式、時価総額、事業継続年数、純資産の額等々の厳しい審査基準があります。
■マザーズ(新興企業向け)
■ジャスダック(大阪証券取引所より移管)
では、この証券取引所で、何が行われるのか?
一言すれば、株式を売りたい側と株式を買いたい側の仲介役です。
ちなみに、債券の一部も売買されています。
東証マザーズの特徴とは
東証一部や東証二部は、上場の条件が厳しいのですが、このマザーズの最大の特徴は、今後の成長性が重視されます。
ですので、今現在の経営状態や財務状況が悪くても、今後の成長性が見込まれるのであれば上場できるのです。
そして、多くの企業は東証一部へのステップの為の市場として参加をされております。
メルカリの上場で注目されたマザーズ
フリーマーケットアプリ国内最大手のメルカリが6月19日、東証マザーズに上場し、注目を集めました。
応募倍率は、国内の個人投資家が約50倍、海外の機関投資家でも約20倍という異例の人気でした。
メルカリの株式公開価格は3,000円でしたが、19日の初値では67%上昇し、5000円となりました。
まさに、「メルカリ祭り」で沸いた日本でしたが、冷静に考える事も必要です。
■メルカリの2018年6月期の連結最終損益は赤字のようです。
■過去、初値が高騰した企業の大半の企業が、その後の株価は低迷をしております。
とはいえ、海外も注目をしております「メルカリ」
今後の活躍に期待です。
企業への投資⇒企業の成長⇒①国民への配当、②国への納税⇒国の経済成長
こんな、理想の流れになるといいですね。
投資は、個人も企業も国も成長できるのです。
その為の、正しい「お金の勉強」も必要です。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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