国民年金第1号被保険者とは?将来もらえる年金額を確認し対策が大事

公的年金

知らないと人生を10倍損するお金のしくみ

<誰でも分かる金融用語・金融商品辞典>Vol.66

 

国民年金第1号被保険者とは?将来もらえる年金額を確認し対策が大事


国民年金第1号被保険者とは

国民年金第1号被保険者」とは、

①日本に住んでいる20歳以上60歳未満の方で

②自営業者・農業者・フリーランス・学生・無職の方等で

③第2号被保険者、第3号被保険者にも該当しない方です。

 

国民年金では加入者を3種類に分けています。

■国民年金第1号被保険者

国民年金第2号被保険者

 

 

国民年金第3号被保険者

 

 

第1号被保険者の特徴

国民年金の第1号と第2号では、しくみが大きく違います。

保険料は

■収入に関係なく、保険料は全国一律。

<月額の保険料推移>

■平成30年度:16,340円

■平成31年度:16,410円

■令和  2年度:16,540円

 

受取る年金額は

■将来受取る年金額も、上限が決まっている。

<年額の年金額の推移(  )は月額金額>

■平成30年度:779,300円(64,941円)

■平成31年度:780,100円(65,008円)

■令和  2年度:781,700円(65,141円)

 

 

そして、以外と知られていないのが、様々な保険料免除制度や猶予制度がある。

 

 

つまり、国民年金は強制保険であり、保険料の払込が厳しい方も、加入しなければならない制度なんです。

 

知ってお得なしくみ

保険料の払込方法

払込方法は、①現金、②クレジット払、③口座振替とあります。

 

1番メリットがあるのは、③の口座振替です。

更に2年分前納をすると、何と2年間で15,650の割引があります。

 

 

つまり、40間フルに2年分前納すると、割引総額は313,000円になります。

 

*尚、口座振替の申込ができるのは、毎年2月下旬までです。

 

また、前納については6か月前納と1年前納もあります。

 

また、クレジット納付についても、ポイント還元を考慮すると、口座振替よりも有利になる場合もあります。

 

クレジットの還元率は、クレジット会社により違います。

還元率が1%以上であれば、口座振替よりもトータルでのメリットが期待できます。

 

付加年金の活用

付加年金は、地味ではありますが、実は非常に効率の高い制度です。

 

 

毎月400円の付加保険料を払込むだけで、将来、払込んだ付加保険料の数倍になる金額が年金に上乗せされます。

 

具体的には

200円×納付月数=年金に毎年加算

 

例えば、20歳から60歳まで、40年間、付加保険料を払い続けると

200円×12ヶ月×40年=96,000円(毎年年金に上乗せ)

 

具体例を紹介

仮に95歳まで生存したと仮定します。(65歳⇒95歳)

■払込んだ付加保険料総額 

400円×12ヶ月×40年=192,000

 

■上乗せされる年金額    

200円×12ヶ月×40年×30年=288万円

 

なんと、払込の15倍です!

 

更に年金額を増やしたならば

更に、年金を増やす手段を知りたい方

 

詳しくは、「年金を増やす裏ワザがある!会社員・フリーランスの年金支給額の増やし方」の記事もご参照下さい。

 

知らないと損する話は、たくさんあるのです。

 

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

コメント

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