「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」
<誰でも分かる金融用語・金融商品辞典>Vol.67
国民年金第2号被保険者とは?実は年金を増やせる方法があるのです!
国民年金第2号被保険者とは
「国民年金第2号被保険者」とは、国民年金の加入者の中で、会社員や公務員など厚生年金に加入者の事です。
*尚、旧共済年金の方も、第2号被保険者になります。
国民年金第2号被保険者の特徴
会社員や公務員であること
第2号被保険者とは、言葉を変えれば厚生年金と旧共済組合に加入の方です。
ですので、国民年金第1号被保険者とは、内容は大きく変わります。
保険料も、将来もらう年金も見直しや幅がある
■保険料は毎年見直しがあり、4月~6月の平均給与により決まる。
■将来受取る年金額に上限は決まっていない。
*但し、年金の等級は、現在上限が31等級(標準報酬が62万円)で給与が63万5千円以上は全て、同じ等級になります。
国民年金と大きく違う点
■厚生年金保険の適用を受けている事業所に勤務する方であれば20歳未満の方も被保険者になる。
■保険料は事業主と折半される。
年金額を増やす手段は?
第2号被保険者は、第1号と違い、しくみを理解できれば、年金額を増やす事は可能です。
ポイントは3つです。
被保険者期間を長くする。
年金額を計算する基礎の1つが、被保険者期間です。
つまり、加入期間が長い程、年金額は増えます。
(例えば18歳~70歳まで52年間)
毎年4月~6月の給与を増やす(例えば残業を集中させる等)
同様に、年金額を計算する基礎の1つが、平均標準報酬月額です。
つまり、給料は多い方が年金額は増えます。
*但し、保険料も増えます。
年金は70歳以降に繰下げ請求する。
本来65歳で請求できますが、請求を5年遅らせる事で42%の増額が可能です。
*具体的な試算はした事がありませんが、この3つをやるだけで、何もしない方と比較して月10万円前後の増額は期待できます。
先日『年金を増やす裏ワザがある!会社員・フリーランスの年金支給額の増やし方』の記事を書かせて頂きましたので、ご参照下さい。
併せて、『年金の繰下げ請求』の記事もご参照下さい。
更に、究極の裏ワザを最後に紹介です。
まだ、未婚の男性は、年下の女性と結婚するだけで、通常よりも多く、年金を受取る事ができます。
いわゆる「加給年金」です。
興味ある方は「加給年金」の記事もご参照下さい。
魅力たっぷりの第2号被保険者!
この仕組みを有効に使うのも、皆様の心一つです!
残念ながら、何もせず、仕組みを知らないまま年金を受給の方がほとんどです。
本当に残念!!
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
[…] […]