「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.259
がん保険が無記名で入れる、しかも告知不要!通院治療費まで補償!
2人に1人はがんになる。
そして、がんになる人の約3人に1人は働く世代。
更に、がんの治療は「入院」から「通院」へ。
治療費も高額になる場合があります!
そんな時代のニーズに対応できる保険が誕生しております。
正式には、がん保険ではありません。
業務災害総合保険に、がん通院治療費用支援特約を追加した傷害保険です。
保険会社はAIG損保です。
本日は、その実態を解説です。
個別の告知は不要です
通常、医療保険やがん保険に加入する場合は、必ず告知が必要です。
場合によっては健康診断も必要です。
そして、告知内容で、結果的に加入できない方もおります。
この保険は従業員全員を無記名で補償する傷害保険です。
ですので、そもそも個別の告知は不要です。
では、今病気の方、がんの方も補償対象になるのか?
はい、なるのです。
但し、条件があります。
補償対象になるのは、保険期間が開始された日以降(保険期間中)に発病し、診断確定された原発性がんです。
つまり、保険期間が始まる前に発病または診断確定していた原発性がんの治療を目的とした通院は対象外になります。

「原発性がん」とは何ですか?

「原発性がん」とは、再発・移転して生じたがんなどを除く新たに生じたがんの事です。

そして、その中には原発巣が特定されない(原発不明がん)移転がんを含みます。
つまり、今がん羅患者であって、新たにがん保険に加入できない方でも、この保険では対応して頂けるのです。
がんの通院治療費用を入院の有無に関係なく実費で補償します
がんに羅患した労働者の約8割は就労希望。
しかし、実態は約3割の労働者が離職。
できれば、仕事と治療を両立したい。
しかし、現実は経済的な理由等により、断念されている方も多いのが現実です。
今回ご紹介の補償は、通院による治療費の実額補償です。
今、がん治療は入院治療よりも通院治療が増えております。
化学療法や放射線療法も、通院で行われるケースが増えております。
通常、健康保険を利用した場合の自己負担分は3割ですが、治療期間が長期になると、負担額も増えます。
その自己負担された3割部分が保険で補償されます。
1回の支払対象期間につき300万円を限度に補償します
支払対象期間も大切なポイントです。
今回は、下記の2つの期間が支払対象期間になります。
①原発性がんが診断確定された日の前日から、その日を含めて30日を遡った日までの期間。
②原発性がんが診断確定された日から、その日を含めて730日の属する月の末日までの期間。
つまり、約2年間です。
約2年間で、通院費用が300万円限度です。
申込は誰でもできるの?、保険料は??
残念ながら、個人単位では申込はできません。
業務災害総合保険ですので、申込単位は企業です。
ですので、興味のある方は、AIG損保の代理店に相談下さい。
ちなみに、保険料は売上高とお仕事の内容で決まります。
ご参考までに、下記の条件で見積書を作成してみました。
■お仕事:小売業
■売上高:5,000万円
<補償内容>
[ケガの補償]
■死亡保険金:1,000万円
■後遺障害保険金:400千円(第14級)~10,000千円(第1級)
■入院補償保険金:5,000円(180日限度)
■休業補償保険金:5,000円(60日限度)
■医療費用補償保険金:1,000千円限度(治療費)
[病気の補償]
■疾病入院医療保険金:5,000円(30日限度)
■疾病入院医療費用保険金:500千円限度(治療費)
■がん通院治療費用:3,000千円限度
[その他の補償]
■使用者賠償責任補償:1億円
■災害付帯費用補償保険金:5,000千円
これだけの補償がついて、月払保険料が25,500円です。
ちなみに、がん通院治療費用を除いた内容で試算すると、20,930円でした。
つまり、がんの通院治療費用だけの保険料は4,570円です!
時代は日々変化をしております。
知らないと、人生を損するのは、学ばない方、行動しない方です。
そもそも、自分が入っている「がん保険」は使えますか?
多くの方が「がん保険は入っているから大丈夫です」と言われますが・・・。
特に、昔に加入した「がん保険」は要注意です。
下記の記事もご参照下さい。
昔のがん保険は使えませんよ!
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
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