「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.83
学資保険は要りません!誰でもできる賢い教育資金の準備方法を解説!
先日のマネーセミナーでの、参加者からの質問です。
「学資保険代わりに、ドル建の保険と変額保険、どちらがいいのか?」との事。
実は、私が「マネーセミナー」を初めた当初は、「教育資金」のお話はしていませんでした。
「自分年金」のお話しが中心でした。
ところが、セミナー参加者から「老後が大変なのは分かるけど、その前に教育費が心配なんです」との声があり、以降は「教育資金」のお話もさせて頂いております。
そして、具体的に、学資保険の返戻率が高い、と言われている某生命保険会社の学資保険と某生命保険の変額保険の違いも説明をさせて頂いた時期もありました。
では、なぜ学資保険がダメなのか。
そして、それに代わる金融商品はあるのか?
学資保険は効率の悪い商品です
学資保険は、今の時代は「効率の悪い商品」です。
ですので、私は推奨しておりません。
学資保険の現実
「学資保険」は固定金利の商品です。
低金利のまま「長期運用されます」
更に、保険会社は効率の悪さを隠す為に「年率」表示をしません。
「返戻率」だけです。
長期で運用すれば、「返戻率」が高くなるのは当たり前。
では、最終利回りは何%なの??
保険会社が公表しないので、自分で計算しました。
業界で1番と言われていた商品で何と、1.08%
18年間の運用で1.08%。
ですので、私は推奨しません。
そこで、冒頭の質問に戻ります。
ドル建ての生命保険と変額保険なら
では、「ドル建の生命保険と変額保険」どちらがお勧め?
結論から言えば「変額保険」になります。
変額保険をお勧めする理由
その前に変額保険はこんな保険です
「為替リスク」があるか、ないか
以前、「円高の怖さ」について書かせて頂きました。
ドルの金利が5%台の頃は、多少の円高でも気になりませんでした。
しかし、今の時代のドル金利は2%台です。
そうなると、1ドル100円を切ると、払込元本が割れる可能性もあるのです。
ドル建は「固定金利商品」です
金利の高い時代の「固定金利」は魅力あります。
しかし、金利の低い時の「固定金利」は魅力がありません。
今は、超低金利の時代です。
日本のゼロ金利の銀行に預けるよりはいいかな、程度です。
誤解をされたら困りますので、補足しますが、
今の金利情勢では、学資保険もドル建の生命保険も推奨しませんが、例えば、金利が5%を超えるような時代に戻れば、逆に「学資保険」も「ドル建生命保険」も推奨をさせて頂きます。
時代の金利情勢で、お勧めする商品は大きく変わります。
かつて、郵便局の定額貯金、金利が何と6.33%
しかも、これが半年複利で10年運用された、まさに、お勧め商品でした。
今の時代の推奨は、やはり「積立投資」です。
金融庁も推奨のつみたてNISA
そして、積立投資と言えば、「つみたてNISA」がお勧めです。
金融庁の推奨もあり、最長で20年間非課税の商品です。
教育資金の準備には効率の高い手段になります。
しかし、現実、具体的に、どう進めていけばいいのか?
どの金融機関、どの金融商品がいいのか??
誰に相談すればいいの??
そんな方は、個別相談をご活用下さい。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
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