「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.89
教育資金はどう準備すればいいのか?今からできる2つの方法
お子様1人が大学を卒業するまでに必要な教育費はいくらか?
約1,000万円
あくまで、平均ですが・・・・。
2人いれば、2,000万円!
更に、医大に通えば6年で、3,000万円~4,000万円
非常に大きな負担になります。
但し、中学卒業までは、様々な手当てもあります。
■児童手当(基本は1人月額1万円、3歳未満は1万5千円)
■保育園・幼稚園⇒各自治体による補助制度
更に、高校も授業料無償化の動きの中で、負担は減少されております。
しかし、大学の4年間。
ここだけは、大きな負担が生じます。
ですので、お子様が18歳になるまでに教育資金の準備が必要なのです。
最低でも500万円~600万円です。
最近は、奨学金を活用される方も増えておりますが、卒業後に返済にご苦労されている若い方を見ると、やはり、奨学金は極力使わない方がいいです。
そこで、本日は具体的な手段として2つご紹介です。
つみたてNISA
つみたてNISAを利用する上で、3つのポイントを理解する事が大事です。
■運用益の「非課税期間20年」が最大の特徴です。
■できれば、お子様が生まれる前からの準備がお勧めです。
■「20年」を待たず、途中解約も可能です。
変額保険
変額保険を利用する前に大きなポイントが2つです。
■死亡保障を兼ねながら投資機能があります。
■つみたてNISAと同様に、お子様が生まれる前からの準備がお勧めです。
しかし、現実は、今だ「増えない銀行定期」「増えない学資保険」で準備をされ、結果的に足りなくなり、奨学金の活用、教育ローンの活用をされている方が増えております。
では、具体的にご紹介です。
■20歳で、毎月5,000円で「変額保険」スタート。
・死亡保障529万円確保
・運用利回6%予想
■28歳から毎月1万円で「つみたてNISA」をスタート。
・運用利回5%予想
■30歳で結婚、即出産。
■48歳時(お子様の大学入学時)
・払込総額 408万円(内198万円は児童手当から拠出)
・受取総額 668万円(変額262万円、つみたてNISA407万円)
投資ですので、運用利回りは確定ではありません。
予想以上もあれば、予想以下の可能性はあります。
しかし、過去の運用実績を考慮し、お勧めの資産割合、ファンドを使えば、十分に可能な運用利回りです。
これが、お子様が生まれてから、あわてて準備、しかも学資保険で準備するとどうなるか?
<業界1と評判のS生命の学資保険>
■受取総額を500万円で試算
■払込期間が18年
■毎月の保険料 22,290円
■払込総額 4,814,640円
■返戻率 103.8%
*一応、利回りも計算しましたが、あまりにも低く、今ご加入の方はがっかりしますので、遠慮させて頂きます。
やはり、18年の準備では、毎月の負担は大きいです。
併せて、学資保険の利率は今現在1%前後です。
あまりにも、低いので、どの保険会社も、返戻率表示しかしません。
今、お会いする30代、40代の多くの方が何と「学資保険」で教育資金の準備をされております。
非常に効率の悪い準備手段です。
毎月の負担は大きく、しかも、いざという段階で足りない!!
こんな事態にならない為に、早い時期から「お金を増やす」勉強が必要なのです。
一緒に勉強しませんか?
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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