「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.72
一括投資よりも積立投資を推奨する3つの理由とは
2月10日に開催をさせて頂きました「マネーセミナー」
参加者から、多くの質問を頂きました。
なるべく、このブログでも皆様にシェアをさせて頂きます。
基本的に私は「積立投資」を推奨しており、セミナーでも「積立投資」を前提にお話しをさせて頂いております。
ですが、中にはまとまったお金を「一括投資」をされたい方もおります。
そうすると、同じ「投資」でも、ポイントにズレが生じる場合があります。
例えば、「積立投資」の基本は何か?
「口数」×「価格」=投資の成績
つまり、毎月決まった金額を長期間、多くの資産に分散しながら増やしていく手法です。
一方で、「一括投資」であれば、「口数」の概念はありません。
「価格」だけなんです。
「積立投資」を推奨する3つの理由
買うタイミングを考える必要がない
「一括投資」であれば「価格」が全てです。
ですので、常に価格(株式相場、為替相場、金利等)を気にする必要があります。
しかし、「積立投資」は、毎月決まった金額を投資するだけ(ドルコスト平均法)なので、始める時期は関係ありません。
むしろ、価格が低い時はチャンスなんです。
ポイントは「早く」始める事なんです。
運用中も「価格変動に一喜一憂する必要がない」
例えば、保険会社に勧められて、ドルで一括運用されている方、多いのではないでしょうか。
満期時にドル高(円安)であればいいのですが、逆に1ドルが100円、90円になれば、元本割する可能性もありますよね。
投資信託でも、株式割合が多い方で、分散ができていない方は株式相場に目が離ませんね。
一方で「積立投資」は、運用中は何も気にする必要はありません。
なぜなら価格が高い時は「少なく買う」
価格が低い時は「多く買う」
つまり、毎月、「量」を買い続けるだけなのです。
途中の値上がり、値下がりは関係ありません。
税制を幅広く活用できる
「一括投資」で税制を活用できるのは「NISA」の年間120万円。
しかも5年間だけ。
「積立投資」は「iDeCo」なら毎月の掛金が「全額所得控除」。
更に「iDeCo」「つみたてNISA」は運用中も非課税。
国自体が「長期・積立・分散」投資を推奨されてますので、税制効果は、圧倒的に「積立投資」が優遇されております。
しかし、まだまだ「積立投資」の「量」の視点がご理解できない方、知らない方がたくさんおります。
知らないと、長い人生、大きな「損」をするのです。
■積立投資を始めたいが、具体的な商品が分からない方。
■投資経験がないので不安な方。
■iDeCo、つみたてNISAを始めたいが、ファンドの選択が分からない方。
そんな方は、個別相談をご活用下さい。
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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
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