「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.49
つみたてNISAの賢い使い方とは
はい、昨日までで、「つみたてNISA」の説明はさせて頂きましたが、本日は具体的な活用方法についてです。
iDeCoとの併用
iDeCo、つみたてNISAとも、商品の強み、弱みはあります。
しかし、併用する事で威力は倍増するものです。
併用する事のメリットを考えましょう。
①毎月の掛金が所得控除できる(iDeCo分)
②途中での引出しは自由(つみたてNISA分)
③老後資金を計画的に準備できる(iDeCo分)
④経済情勢によりファンドの変更が可能(iDeCo)
ちなみに、iDeCoを詳しく知りたい方は
iDeCoって何ですか?
変額保険との併用
変額保険とつみたてNISAの併用でも、威力は倍増します。
具体的には
①死亡保障を終身で確保(変額保険)
②複数の目的に対応(変額保険、つみたてNISAとも)
③掛金の限度なしで高いリターンが可能(変額保険)
④経済情勢によりファンドの変更が可能(変額保険)
*尚、変額保険の注意点として、10年以内に解約をされた場合はペナルテイー(解約手数料)がかかりますので、短期運用を目的の方には向いてません。
尚、「変額保険」を詳しく知りたい方は
ファンドの組み合わせ
さて、おそらく、実際につみたてNISAを始めようとして悩むのがファンドの選定です。
私も、今回SBI証券で口座開設をして、つみたてNISAの申込をしました。
いざ、ファンド一覧を見ると、その数が何と
122!!
さすがに、全ファンドの詳細を確認する事は時間的にも無理ですが、適当に6つのファンドを覘いて見ました。
ざっと、感想ですが。
●基準価額
10,256円~26,266円
*基準価額とは、投資信託の1口あたりの値段であり価値です。
通常、運用の開始時は1万口あたりの基準価額は1万円です。
この価額は参考程度に見てます。
価額が低ければ毎月多くの口数が購入でき、価額が高ければ少ない口数が買える、との認識です。
私の場合、最終売買するのは20年先の事なので、今の価値で一喜一憂するのは意味がないと考えます。
むしろ、口数を増やし、且つ将来性のあるファンドを選びます。
●純資産
2百万円~18、758百万円
*純資産とは、ファンドの資産から負債を差し引いた財産の合計です。
投資信託は日々売買されてますので毎日変動します。
これは、重要視します。
さすがに、規模があまりにも小さく、いつなくなるのか分からないようなファンドは避けます。
●基準価額騰落率
2.56%~162.66%
*基準価額騰落率とは、購入した時の基準価額を基準にして、投資信託の価値がどれだけ変化したのかです。
これは数字に惑わされてはいけませんね。
単純に高ければいいのか?
同じ高いのでも長い期間(例えば10年)での比較をするべきであり、直近の1~3年位の数字は参考程度です。
時間の関係上、3つのポイントしか見てませんが、
私が最重視するのは、
第1にファンドの方針です。
第2に純資産。後は参考程度です。
そして、更に重視する指標があります。
「シャープレシオ」
「標準偏差」
ファンドの選定も1つに絞るのは中々しんどい作業です。
できれば複数のファンドを組み合わせる事でリスクも分散され、複数の目的に適用できます。
基準価額の変動が、最終的に運用益にどのような影響を及ぼすのか?
これについては、私の「マネーセミナー」の後半「積立体験ゲーム」でも詳しく解説をさせて
頂いておりますので興味のある方は、お気軽にご参加下さい。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
おはようございます。
具体的な活用法ですね!
参考にさせていただきます。
おはようございます。
やはり、観念ではなく、行動論が、大事かと思い、
これからも叫びます。