投資信託で繰上償還されない目安はあるの?実例から検証します!

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投資信託で繰上償還されない目安はあるの?実例から検証します!

ネット証券で口座を作る方が増えてます。

特にSBI証券は、2021年3月22日、600万口座を達成したと発表。

なんと、野村証券の口座数を上回ったのです。

 

併せて預かり資産も順調に伸びており、2020年12月末時点で、前年同期から22.9%増加してます。

 

一方で、せっかく、投資信託を始めたにもかかわらず、突然、投資信託が繰上償還され、運用が終了。

 

そんな事態は毎月発生してます。

 

なんとかならないのか。

事前に防ぐ方法はないのか。

 

そんな相談にお答えします。

 

そもそも繰上償還とは

繰上償還とは、投資信託のファンドが、運用を終了する事です。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご参照下さい。

 

具体的には、2つのパターンがあります。

 

①無期限のファンドが投資信託の運用を終了すること。

②信託期間が決まっているファンドが、償還日の前に運用を終了すること。

 

 

投資信託の繰上償還の実態

残念ながら、繰上償還の正式な公表データはありません。

唯一、投資信託協会が公表している情報がありますので、紹介します。

 

繰上償還数

2020年度の繰上償還の実績ですが、正確には8月分が公表されてませんので11ヵ月分です。

償還数が345本。

内、繰上償還が176本

つまり、償還されたファンドの約51%が繰上償還になります。

 

 

基準価額10,000円割れのファンド

投資信託が繰上償還されても、払込んだ投資資金が全て戻ってくるのであれば、まずは安心できます。

 

ところが、残念ながら償還した投資信託の設定時の基準価額である10,000円を上回る金額で償還したファンドは345本中151本です。

 

ですので、残りの194本。

つまり、約56%は10,000円を下回っての償還になりました。

 

 

更に、1口当たりの償還額と運用期間中に支払われた分配金の合計額で見ても、97本のファンドは10,000円を下回りました。

 

繰上償還されるファンドの目安

 

純資産総額が10億未満のファンド

では、具体的にどのようなファンドが繰上償還されているのか?

一言で言えば、運用残高が減少しているファンドです。

そして、結果的に、純資産総額の規模が小さくなっているファンドです。

 

実際、繰上償還された176本の内、158本が純資産総額が10億未満でした。

 

純資産総額が大きなファンドでも繰上償還される

一方で、全てのファンドが、純資産総額が小さい訳ではありませせん。

実は2020年3月に繰上償還された中で、償還時の純資産総額が336億だったファンドもあります。

 

アムンデイ・ダブルウオッチ

 

 

繰上償還されるファンドを避ける方法

できる事なら、自分が購入したファンドは、繰上償還して欲しくないのが本音です。

では、それを防げる方法はあるのか?

 

購入時の注意事項

購入時の注意事項は2つあります。

 

純資産総額が300億以上のファンドを購入する

明確な基準はないのですが、参考になる数字はあります。

2021年3月末時点の投資信託の1本当たりの平均の純資産総額は約272億です。

 

やはり、平均を上回るファンドが安心できます。

 

成長中のファンドを購入する

そして、更に大事なポイントは、ファンドが成長しているかです。

では、どうすれば確認できるのか。

 

例えば、純資産総額の残高を時系列で検証する事でも確認できます。

そして、ファンドに資金が流入しているのかを確認する事も大事です。

 

では、どうやって確認するのか?

例えば、SBI証券では、HPから確認できます。

トップページから投信に入ります。

 

 

 

今回は、投資信託ランキング1位のファンドを選択してみます。

 

 

ファンド情報の画面に移動します。

SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

 

 

下の方にスクロールすると、月次資金流出入額の画面が出ます。

 

赤が流入

青が流出

 

つまり、赤が多ければ、資金は順調に集まり、成長しているのです。

 

 

購入後の注意事項

では、次に購入した後にできる事は何か?

2つあります。

 

資金の流出入の確認

1つ目は、購入したファンドの資金の出入りです。

 

つまり、購入前も購入後も同じ確認が必要なのです。

 

毎月資金が流入しているのか。

流出しているのか。

 

仮に、流出が激しいようであれば、早めに対策を検討する事も大事です。

 

例えば、こんな情報を見れば、要検討です。

 

つまり、青が多いという事は、資金の流出が激しい事を意味します。

 

純資産総額の残高の動きを確認

併せて、純資産総額の残高も毎月確認します。

毎月の減少が続くのであれば、対策は必要です。

 

ご参考までに、先程のSBI-SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドを検証します。

SBI証券のHPは、ファンドの設定時期まで遡って、スクロールして確認できます。

 

■2021年5月13日:195,275百万円

 

■2020年12月20日:101,035百万円

 

■2020年5月14日:31,961百万円

 

つまり、このファンドは1年間で純資産総額を163,314百万円増やしたのです。

6倍以上の増加ですので、もの凄い成長ファンドです。

 

 

まとめ

ここ数年で投資デビューをされた方が多いようです。

せっかく始めた投資信託が、突然繰上償還になれば、ショックも大きいです。

 

そして、投資が怖くなり、銀行預金に戻れば意味はありません。

 

そうではなく、投資をする限りは、リスクがある事を理解する事です。

 

また、そのリスクというのは、自分の努力次第で小さくできる事を知る事が大事です。

 

更に、リスクを背負いながらも、投資には夢がある事も理解する事です。

 

その為には、基本を学ぶ事です。

併せて、経験を重ねる事です。

 

経験は無駄にはなりません。

失敗を重ねる事で、成功の因を積む事もできるのです。

 

とにかく勇気を持って始める事。

そして、長く続ける事。

 

それが、成功への早道です。

 

それでも不安な方。

聞きたい事があれば、個別相談をご活用下さい。

 

個別相談に申込します

 

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

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