「知らないと人生を10倍損するお金のしくみ」Vol.43
自営業・フリーランスの方必見!老後資金準備の具体的方法を解説です
最近、私の周りに増えてきた仲間が「フリーランス」の皆さん。
特に、IT、WEB、ワードプレス等々、私の最も苦手な分野に手助けをして頂いている方々には感謝の言葉しかありません。
本日は、そんな皆様へ「お金の専門家」の立場からお役に立てれば、との思いで書かせて頂きます。
自営業・フリーランスに老後資金準備が必要な理由
退職金(制度)がない
私の銀行員時代の4月の最大の仕事は、公務員の方の「退職金トレース」でした。
これは、銀行用語でしょうかね(笑)。
要は、退職者の方、捕まるまで、会えるまで、定期預金頂くまで、通い続けました。
今でいう「ストーカー」でした(笑)。
今の状況は把握してませんが、当時の退職金2,500万円~3,500万円位でした。
民間企業でも大手であれば2,000万円~3,000万円はあったと記憶してます。
これがあるのか、ないのか、なんですよ。
年金制度がサラリーマンと違う
サラリーマンは厚生年金、自営業は国民年金ですが、何が違うのか?
厚生労働省が2017年3月に発表した『平成27年度厚生年金・国民年金事業の概況』という報告書があります。
その中にある「年金」の受取金額を比較しますね。
●国民年金平均支給額(月額) 55,244円
●厚生年金平均支給額(月額)147,872円
極端のお話しをすれば、年間の収入が同じであっても、年金制度が違うだけで、毎月払う保険料も65歳以降に支給される年金も大きく違うのです。
●月の差額 92,628円
●年間の差額 92,628円×12=1,111,536円
●25年間の差額(仮に65歳から90歳までを仮定)
1,111,536円×25年=27,788,400円
何と、約2,800万円の差が出るのです!!
さらに、ショックを受ける情報をお伝えしますが、今現在の年金生活者の毎月の収支状況は、赤字なんです。
詳しくは、下の記事から
ですので、ここまでお話しすれば、「自分年金」の必要性を感じて頂けたと思います。
ところが、日本という国は「お金を勉強する」場が中々ないのです。
私は義務教育でやるべきだと考えてます。
なぜなら、「生きる為」「幸せになる為」に必要な知識だからです。
でもない。
だから金融実務30年の私がこうして日々発信しているのです。
具体的な老後資金準備方法
昔と今は全然違う事を理解する
かつて、景気のいい時、金利の高い時代は「国民年金基金」が良かったのです。
なぜか?
●終身年金も選択できた。
●確定給付なので、受取る年金額が約束されている。
●予定利率も1991年は5.5%でした!
ところが、時代は変わりました。
●予定利率は1.5%
●既に「積立不足」が発生しています。
存続できるのか??
●インフレリスクに対応できない。
つまり低い予定利率で契約すると、その後に予定利率が上昇しても、変更できない。
低いままなのです。
●途中解約はできません!
ですので、私はお勧めしません。
今の時代のおすすめの準備方法
今の時代のお勧めは「iDeCo」と「変額保険」の組み合わせが最強です。
なぜか!
●インフレに対応
(簡単に言えば変動金利、株価上昇のメリットを享受できます)
●税制の恩恵をフル活用できる。
(払込中、受取時とも非課税が可能)
●死亡保障も確保(選択により終身への変更も可能)
●運用方法の変更も可能。(株式割合と債券割合の変更等)
●使い道も年金に限らず、教育資金、住宅資金にも活用できる。
今の時代、1つの商品、1つの制度で全てを準備する事は無理があります。
2つ以上の商品を組み合わせる事で、リスクを分散回避しながら、目標の「自分年金」の準備をする事はできます。
iDeCoについては、こちらの記事を
変額保険については、こちらの記事を
具体的に「自分年金」を作りたい。
でも、何をどうすればいいのか、よく分からない方は、個別相談をご活用下さい。
メールで、1年間、回数無制限の「年間FPサポート」が好評です。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
コメント
おはようございます。
今日もNiceな情報をありがとうございました。
マネーセミナーが楽しみで、ワクワクが止まりません。
明日もまた、宜しくお願いします。
お疲れ様です。
マネーセミナーの申込ありがとうございました。
一緒に勉強しましょう。